『島村宜伸君の旭日大綬章受章を祝う会』における登壇者の発言は次の通り。
中曽根康弘元総理大臣(テレビメッセージ)「島村宜伸先生は、私の補佐官を務めた無二の親友。今後も国家のために活躍してもらいたい。謙虚で他人の言う事を良く聞く人。島村君の悪口を言う人はいない。四十年間の友情があり、頼みにしている」。
麻生太郎元総理大臣「義理と人情と痩せ我慢が島村宜伸の真骨頂。学習院大学の先輩であり、全く勝つ見込みのなかった総裁選の推薦人になっていただいた」。
安倍晋三元総理「小選挙区制導入の時、守旧派のレッテルを貼られながらも頑張られた。その頃、よく議員会館の事務所伺って色々お話しをうかがった。先生の事務所に行くと元気になった。おいしいキャンディを頂いた」。
島村宜伸氏「江戸川区葛飾区は私が政治家になる前は、下水道の普及率は十%だった。汲み取りだった。今は百%になっている。中曽根先生には師匠として仕えてきた。先生は世界の宝物」。
三宅久之氏、佐久間良子さん、茂木友三郎キッコーマン(株)名誉会長等多数が祝辞を述べたが、立食形式だったのでメモを取ることが出来なかった。
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島村宜伸氏と初めてお会いしたのは、もう四十年近く前になると思う。小生の学生時代の同氏であり友人であった樺山卓司氏(前都議・故人)が初めて葛飾区から区議選に出る直前、樺山氏の母上が経営する料理学校で島村氏を招いた勉強会が開催された時である。オウム真理教の地下鉄サリン事件の時、島村氏が文部大臣を務めていた。小生は宗教法人法の改正について書状でいろいろ意見を述べさせていただいた。また、島村氏が、創価学会から執拗な攻撃を浴びた時も、激励のお手紙を差し上げた。島村氏自身から鄭重なご返事を頂いた。
私がいろいろ勉強させていただいている久保田信之学習院女子大学元教授と島村氏とが懇意なので、久保氏の勉強会でご一緒した。
そのようなことがあり、私は島村氏に親近感を持っているし、その政治姿勢を評価している。
私が若い頃から活躍していた政治家が次第に引退したり、亡くなったりしているのは大変さみしいことである。浜田幸一氏も亡くなった。「朝生」のパーティなどでお会いしたが、なかなか愛嬌のある人であった。
しかし、島村宜伸氏や、今日もパーティでお会いした奥野誠亮先生はまだまだお元気なのは嬉しいことである。一層のご活躍を祈る。
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