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2020年8月14日 (金)

第105回日本の心を学ぶ会


第105回日本の心を学ぶ会

テーマ 共産主義の脅威を考える

香港のメディア関係者が逮捕されたことについてアメリカの大統領補佐官は強く中国を非難し国家安全維持法の撤廃を求めました。
香港の自由と民主主義についての懸念は世界に広がっており、台湾やオーストラリアなどはアメリカと足並みをそろえて中国と対抗する姿勢をしめしております。
まるで新しい冷戦が香港を最前線として始まったように見えます。
 国内では日本共産党は綱領を改定し、マルクスレーニン主義特有の用語や国民が警戒心を持つような表現を削除変更ましたが、統一戦線戦術や二段階革命など基本路線に誤りはないとし、今後もこれらの基本路線を堅持すると見られております。
 選挙のたびに野党に共闘を呼びかける野党連合政権構想はこのような政権奪取のための統一戦線戦術にほかなりません。
日本共産党は結党100周年に当たる2022年までに野党連合政権の樹立を目指すとしております。この野党連合政権樹立が二段階革命の第一段階であることはいうまでもありません。
 共産主義の脅威は過去のものではなく、現在進行形の脅威として東アジアに拡大しつつであるといえるでしょう。
今回の勉強会では共産主義の脅威について考えてみたいと思います。


(今回の勉強会はオンライン放送を予定しております。詳しくは代表Twitter 、https://mobile.twitter.com/watanabegayou 、日本の心を学ぶ会HP、http://nihonokokoro.blog21.fc2.com/をご確認下さい。)

(今回の勉強会の会場は大原地域活動センターです。お間違えないようご注意ください)

【日 時】令和2年8月30日 午後6時から

【場 所】大原地域活動センター 多目的室C

【所在地】文京区千石1丁目4番3号

【最寄り駅】三田線千石駅( A2口から 徒歩 8分)/丸の内線茗荷谷駅(1番口から徒歩14分)

【演 題】『日本共産党志位和夫の國體観の根本的誤り』

【講 師】四宮正貴氏 四宮政治文化研究所代表

【司会者】林大悟

【参加費】資料代1000円終了後、近隣で懇親会(2千円くらいの予定です)

【連絡先】渡邊昇 090-8770-7395

この告知文は、主催者が作成しました。

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千駄木庵日乗八月十三日

午前は、病院に赴き、検査及び診察を受ける。

午後からは、原稿執筆。

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2020年8月12日 (水)

共産支那は日本にとって最も危険な敵性国家である。

共産支那=中華人民共和国こそ、世界最大最悪の軍国主義国家であり、侵略国家であり、独裁国家である。日本にとって最も危険な敵性国家である。

全世界中で新型コロナウイルスへの対応が続くなか、「共産支那政府による治安維持のための『機関』を香港に設置できる、国家の安全に深刻な危害を及ぼす行為や外国勢力が香港に関与する活動を抑制し処罰する」という「法律」なるものが火事場泥棒的に制定された。

これで一国二制度は完全に崩壊し、香港は支那共産政府の独裁専制政治の下に置かれる事となり市民の自由も民主体制の完全に奪われる。そしていよいよ共産支那は独裁専制政治を実行にうつした。

共産支那=中華人民共和国こそ、世界最大最悪の軍国主義国家であり、侵略国家であり、独裁国家であ.

これまでチベット・東トルキスタン・ベトナムなどを侵略してきた国、そして今日アジア全域において軍事的覇権を確立しようとしている国が共産支那なのである。

偏向マスコミや社民・共産両党・立憲民主党そして自民党親中派は、こうした実態を知っているくせに、共産支那を厳しく批判しない。そして、わが國政府の防衛力整備を非難している。なんとも許し難い。

「中華」を名乗っている支那大陸の政権は、有史以来、帝国主義的侵略支配を意図してきた政権である。

 支那共産政府の現在の領土の六三%は一九四九年まで支那人以外の人々の領土だった。サッチャー元英国首相はかつて「大英帝國も大日本帝國もなくなったが、中華帝國は残っている」と言った。その支那共産政府がわが国を侵略国家・軍国主義国家呼ばわりするのは、文字通り盗人猛々しいというほかはない。

「共産支那脅威論」を論じ、共産支那への経済協力を批判すると、親支那派の人々は、「日本が対中協力をすることにより、中国が発展して豊かになれば、民主化が促進され、中国の脅威などは無くなる」などと反論した。こうした論議が全く間違っていたことが、近年明白に証明された。

また、「日本は平和国家として出発したのだから、軍事力を強化してはならない。憲法違反の自衛隊は無くしてしまい、日米軍事同盟も破棄すべきだ。それが平和への道である」という論議がいかに間違っていたかも明らかになった。

「間違っていた」どころではない。東アジアの平和と日本国の独立と安全を根底から脅かす論議である。

南北朝鮮や共産支那に経済協力をすることは即ちわが国及びわが国民の安全を脅かすことなのである。また軍事力を軽視することは、侵略者・無法国家を増長させるだけである。わが國は、何が何でも共産支那の侵略から祖国を守る体制を確立せねばならない。無法国家・侵略者から祖国を守らねばならない。

現実に尖閣への武力侵略が実行されようとしているのである。それでも共産支那を厳しく非難し、祖国防衛体制確立に消極的な人々の心事をわたしは理解することはできない。

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千駄木庵日乗八月十二日

午前は、諸事。

午後は、『政治文化情報』原稿執筆。

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2020年8月11日 (火)

中華帝国主義国家=共産支那そしてその独裁者、醜悪なる首領・習近平を叩き潰すべきである。

香港における大弾圧で本性が剥き出しになった支那中国に対して、わが日本は徹底的に戦うべきである。中華帝国主義国家=共産支那そしてその独裁者、醜悪なる首領・習近平を叩き潰すべきである。

共産支那は、わが國に対して恫喝を行えば、わが國は震えあがり言うことを聞くと考えている。支那の対日外交はそういう姿勢に貫かれている。日本にとって、共産支那は友好國家ではなく敵性國家であることが明白となっている。

田中内閣による「日中國交正常化」以来、わが國は共産支那に対して土下座外交・弱腰外交を繰り返し、相手の言いなりになってきた。そして莫大な経済援助・技術援助を行った。その結果が今日の事態なのである。

日本の援助によって軍事的・経済的に強くなった支那によって、わが國が危険に晒されている。「日本が支那に経済協力を行えば、支那は経済発展し、経済発展によって民主化する」という考えは全く誤りであったことが証明された。

事実はその逆で、日本のおかげで経済発展した共産支那は、軍事力を増強させ、わが国に牙を剥いてきたのである。これまで、「日中友好」を唱えてきたわが国内の「親中派」の責任はきわめて大きい。これまで長い間「日中友好」を叫んできた日本国内の親共産支那勢力の罪は実に大きい。

共産支那は、わが国に対して「侵略国家だ」と非難するが、東アジア近現代史における最大の侵略国家は支那である。清帝国以来今日までは、東トルキスタン(新疆ウイグル)、チベットなど周辺諸民族を侵略、征服、蹂躙した。そしてベトナム・韓国に対しても武力侵攻を行った。

「中華人民共和国」=共産支那は、清帝国が侵略によって獲得した領土をそのまま継承するのみならず、さらに領土拡大とアジア支配を目論んでいる。共産支那建国以来、十七回も対外戦争あるいは武力行使を行った。「朝鮮戦争」・「ベトナム戦争」・「中印戦争」・「チベット侵略」・「中ソ国境紛争」・「中越戦争」などである。

共産支那は、「改革開放路線」と共に、「富国強兵」路線をとり、軍拡を続けて来た。この名称は明治維新後におけるわが國の国策の猿真似である。(内実は全く違うことは言うまでもないが)

支那の軍拡は、日本及び台湾への侵略を目論んでいるからである。「反国家分裂法」の制定はその準備工作である。

かつて共産支那は理不尽にも、「ベトナムは小覇権主義国家だから懲罰する」とか言って、武力侵攻を行った。それと同じように、状況が整えば「台湾を取り戻す」「解放する」と言って台湾を侵略し、「内政干渉する日本を懲罰する」とか言って、わが国に対して軍事侵攻を行う危険性がある。

一九九二年には、「中華人民共和国領海法及び接続水域法」とやらを制定し、東シナ海の尖閣諸島から南シナ海の島々まですべて支那の領海だと勝手に決めてしまった。日本、韓国、台湾、アセアン諸国と係争中の東シナ海、南シナ海の大陸棚、西沙諸島、南沙諸島の領有を、一方的に宣言した。とりわけ許し難いのは、わが国固有の領土たる尖閣諸島の領有をも一方的に宣言したことだ。

共産支那は、「大躍進政策」の経済失敗で二千万以上の餓死者を出し、文化大革命では五千万以上の自国民を殺戮した。世界中で共産支那ほど悪質な軍国主義国家はないし専制独裁国家はない。

これに対し、わが国は戦後ただの一回も対外戦争を行っていない。世界中で日本ほど平和国家はないし自由民主国家もない。過去数千年にわたりアジアを侵略しこれからも侵略しようとしている支那にはわが国を軍国主義国家・侵略国家呼ばわりする資格は毛筋の横幅ほどもないのである。「盗人猛々しい」とは共産支那の事である。

日本などの支那周辺諸国にとって、中華帝国主義は最大の脅威である。支那は絶対に自分の非をみとめない国家であり民族である。

共産支那は、日本の経済援助によって国家が強大化するにつれて「中華思想」を再現させている。共産支那の「四つの現代化」のスローガンは、「建設四化・振興中華」であった。この「四つの現代化」とやらに全面的に協力したのが日本である。その結果、日本は「中華帝国主義」の圧迫と脅威にさらされているのである。

「中華思想」とは、漢民族が世界の中心であり、他はみな野蛮人であるというとてつもない差別思想・侵略思想である。秦の始皇帝が大陸を統一して以来、絶大な権力を持った皇帝が大陸を支配してきただけでなく、周辺諸国に対しても、四千年にわたって冊封体制(さくほう)をもって律してきた。共産支那は「振興中華」を叫ぶのは、こうした差別思想・侵略思想の復活を目指しているのである。

「中華思想」はアジアそして世界に覇権を確立することを目的とする思想である。現段階において、アジアでの覇権確立を実行しつつあるのである。そのために最も邪魔な存在がわが日本なのである。

「中華帝国主義」の「帝国」という意味は、支那・漢民族の支配領域の拡大と共に、他民族多国家を傘下に収め、管理体制を敷くということである。共産支那はアジアにおいてそれを目指しているのだ。

「中華思想」はアジアそして世界に覇権を確立することを目的とする思想である。現段階において、アジアでの覇権確立を実行しつつあるのである。そのために最も邪魔な存在がわが日本なのである。

「中華帝国主義」の「帝国」という意味は、支那・漢民族の支配領域の拡大と共に、他民族多国家を傘下に収め、支配体制を敷くということである。共産支那はアジアにおいてそれを目指しているのだ。

問題の根本は、わが国の軟弱さである。国家の主権・領土・独立・尊厳を固守し、正当なる主張をすることこそ、主権国家の政府としての基本的な外交姿勢であるべきだ。

共産支那の反日策謀は、共産支那政府の国家戦略に基づいて行なわれている。その第一の目的は、共産支那がアジアの覇者となるために日本を押さえこむこと、第二の目的は、共産党一党独裁体制維持のために民衆の不満を外に向けさせること、である。

日本の経済援助によって軍事的・経済的に強くなった共産支那によって、わが国が危険に晒されている。「日本が支那に経済協力を行えば、支那は経済発展し、経済発展によって民主化する」という考えは全く誤りであったことが証明された。日本のおかげで経済発展した共産支那は、軍事力を増強させ、わが国に牙を剥いてきたのである。前述した通りこれまで、「日中友好」を唱えてきたわが国内の「親中派」の責任はきわめて大きい。

今こそ、日本民族のナショナリズムを興起せしめねばならない。共産支那や南北朝鮮と戦争することを期待しているのではない。祖国日本の独立と自由の死守を叫んでいるのである。

巨大な軍事国家・全体主義国家の奴隷になるか、国家の独立と自由と繁栄を守るか、という二者択一の選択が、わが国民に迫られている。「中華帝国主義」こそ二十一世紀の日本及びアジアの最大の脅威である。

「中華帝国主義」の侵略を粉砕するための同盟国家アメリカとの軍事協力強化に反対し執拗に妨害する亡国野党・偏向メディアは、意図するとしいないとに関わらず、「中華帝国主義」の手先である。

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千駄木庵日乗八月十一日

午前は親族来宅。室内清掃。

午後からは、『政治文化情報』原稿執筆など。

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吉村寅太郎烈士の辞世について

幕末の文久三年(一八六三)、三条實美、姉小路公知などの少壮公家と、真木和泉守、平野國臣、桂小五郎、久坂玄瑞など尊攘派の志士たちが連携して、「大和行幸・攘夷御親征」の計画が立てられた。長州藩も協力の姿勢をとった。これは、孝明天皇が神武天皇陵に御幸されて攘夷御親征を祈願され、軍議を勅裁せられ、さらに伊勢皇大神宮に御親拝され、徳川幕府を打倒し、王政復古を一気に實現しやうするといふ計画である。

八月十三日、孝明天皇より攘夷親征のための「大和行幸の詔」が下った。これに呼応し、その先駆となるべく、明治天皇の前侍従中山忠光卿を主将として、藤本鉄石、松本奎堂、吉村寅太郎ら三士を総裁とする「天誅組」が結成された。河内国の村役人らの参加を得て大和国で挙兵した。五条の幕府代官所を襲撃し、近隣の幕府領を朝廷領とし、年貢半減を布告した。

 しかし、「大和行幸・攘夷御親征」には在京諸藩主に反対多く、会津・薩摩両藩間で尊攘派排撃の密議がなされ、八月十八日未明、「大和行幸の詔」は孝明天皇の御本意ではなかったとして、大和行幸の延期を決定した。これにより、天誅組は幕軍の追討を受けることとなった。

天誅組は、吉野山間を転戦し、同年九月二十四日から二十七日東吉野村にて三総裁以下十五志士が戦死した。ここ鷲家は、大和義擧最後の決戦が行はれた地である。

「天誅組終焉之地」の石碑の背後、鷲家川を渡った崖下に「天誅組総裁吉村寅太郎之墓」が建てられてゐた。美しい大自然の中で、地元の人々によって手厚く慰霊の誠が捧げられてゐる。

吉村寅太郎烈士は、天保八年(一八三七)生まれの土佐藩士。高取城攻略の戦ひで弾丸を脇腹に受けたが屈せず、中山忠光主将以下の安否を気づかひ、東吉野村木津川より山を越えてこの地までたどり着いたが、文久三年九月二十七日、幕府方藤堂勢藩士に囲まれ彼等の銃弾によって二十七歳で最後を遂げた。

 「天誅組総裁 吉村寅太郎 遺詠
吉野山風にみだるるもみぢ葉は 我が打つ太刀の血煙と見よ」

と刻まれた吉村寅太郎の辞世碑が建てられてゐる。凄惨なる
戦ひが行はれた頃、このあたりの山々は見事に紅葉してゐた
のであらう。

吉村寅太郎烈士の土佐藩脱藩の際、母上が贈った歌が、

「四方に名を揚げつつ帰れ 帰らずば おくれざりしと母
に知らせよ」

である。寅太郎烈士は母上の望み通り、遅れをとらず立派に
最期を遂げたのである。まさに「この母にしてこの子あり」
を實感させるところの歴史にのこる歌である。

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2020年8月10日 (月)

千駄木庵日乗八月十日

午前は、諸事。

午後は、「政治文化情報]原稿執筆など。

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2020年8月 9日 (日)

第二次大戦の最大侵略國はロシア・ソ連であった

第二次世界大戦の結果、最も利益を獲得したのはソ連である。アジアにおいてもヨーロッパにおいてもソ連は、その勢力範囲を飛躍的に拡大した。ソ連を護りソ連の國家戦略に協力するための謀略をわが國において行なったのがリヒャルト・ゾルゲであり、尾崎秀實であり、朝日新聞である。 

ソ連は、わが國と締結してゐた『日ソ不可侵中立条約』を一方的に踏みにじり、日本及び満州に侵攻して来た國である。そして、多くの日本國民を殺戮し、強姦し、数十萬同胞をシベリアに拉致し、強制労働を課して十数萬人を殺した國である。且つ、南樺太全千島といふわが國固有の領土を奪った國である。

このやうな悪逆非道の國から、一九六四年に『ソ連邦英雄』の称号を与へられたゾルゲとその手先の尾崎を、われわれ日本國民は永遠に許してはならないのである。

尾崎の罪の深さはわが國においてソ連のためにスパイを行なったことだけではない。彼は、わが國を戦争へと追ひ込む謀略活動を行ひ、わが國を未曾有の敗戦に導いた要因を作った民族の裏切り者である。尾崎秀實は、近衛内閣嘱託といふ立場を利用して、わが國の世論や近衛内閣の政策決定に影響を与へ、支那事変・日米開戦を煽動し、わが國を敗戦へと導いた。

これは、レーニンの「社會主義の勝利にいたるまでの基本原則は資本主義國家間の矛盾対立を利用して、これら諸國を互ひにかみ合はすことである。」(一九二〇年十一月、モスクワ共産党細胞書記長會議)といふ戦略、そして一九三五年にモスクワで開催された『第七回コミンテルン大會』において決定された「米英と日独といふ資本主義國家同士を戦はせて、双方とも疲弊させ、ソ連への圧迫を排除して上で、米英を打倒してソ連の世界制覇を實現する」といふ戦略に基づくものであった。

さらに昭和七年(一九三二年)八月~九月のコミンテルン第一二回総會が行なった決議は、米英仏日独といった『帝國主義列強』を互ひに対立させ、戦争に追ひ込め、といふ戦略指令であった。日本について言へば、①日本を米國との戦争へ追ひ込め、②日本がソ連を攻撃するのを阻止せよ、といふことが書かれてゐたといふ。

ソ連共産党の謀略機関も、ソ連政府の外交機関も、この目標に向けて一斉に活動した。ゾルゲ機関は、日本の政治中枢や軍部へ浸透を図って米國との対決路線に追ひ込み、また、マスコミにも、反米英を主軸とした排外主義(『鬼畜米英』)を吹き込んだ。一方、米國内でも、ソ連の手先によって排日機運の盛り上げが工作されてゐた。

ソルゲと尾崎などのコミンテルンのエージェントたちは、当時わが國内で澎湃と湧き起こって来てゐた「國家革新」「東亜解放」といふ正義の主張をたくみに利用して、日本がソ連よりもアメリカ・イギリスを主敵とし、ソ連と戦ふよりも「米英を撃つべし」といふ世論を煽った。『革命の祖國・ソ連』を守る為に日本を「北進」させてはならず、そのために「南進論」を煽ったのである。また、日本と蒋介石政権の和平を図る動きを妨害したのもゾルゲと尾崎である。その協力者が、第一次近衛内閣の書記官長・風見章であった。風見章は戦後何と左派社会党の国会議員になった。そして「日ソ友好」に狂奔した。彼は革新的共産主義者だったのである。この点で近衛文麿の責任は實に大きい。

わが國と蒋介石政権が全面戦争に突入した原因である西安事件も蘆溝橋事件も、ソ連と中共の謀略であったことは今日明らかになってゐる。張作霖爆殺事件もその真の下手人はソ連であるといふ説がある。

かくて、日本軍部の進路は米英との対決以外になくなり、日本がナチスドイツと呼応してソ連を挟撃する恐れもなくなった。ゾルゲ機関を駆使したソ連共産党の謀略は完全に成功したのである。そしてソ連は大戦終了後、ヨーロッパにおいてもアジアにおいても即ちユーラシア大陸において大幅に領土と勢力圏を拡大したのである。第二次大戦の最大侵略國はロシア・ソ連であった。

今日においても、侵略国家ロシア、共産支那の手先になってわが国内で蠢動してゐる協力者が存在する。

ともかく昭和二十年八月九日は、旧ソ連即ち今日のロシアによる侵略か開始された日である。そして南樺太全千島が奪われ、多くの日本人同胞が殺戮された。さらに支那大陸・北朝鮮の共産化し、その惨禍は今日唯今に及んでいるのである。このことを我々日本人は永遠に忘れてはならない。

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千駄木庵日乗八月九日

午前は、諸事。

午後からは、書状執筆、原稿執筆など。


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日本國體を破壊して共産党が政権を掌握した時こそ、日本国が専制独裁国家になってしまうのである。

志位和夫日本共産党委員長は、「(天皇の制度・注)は、何よりも『世襲』にもとづく制度であり、それ自体が人間の間に差別や身分的秩序をつくりだす制度であるという点で、『民主主義および人間平等の原則』と両立するものではありません」(令和元年六月発行『天皇の制度と日本共産党の立場』)と語っている。


日本共産党という共産主義革命を目指す政党が「君主制」を肯定することは絶対にありえない。それは「綱領」を読めばそれは明らかである。「綱領」には、「憲法上の制度であり、存廃は将来、情勢が熟した時に国民の総意によって解決される」と書かれている。つまり、「天皇制は窮極的には廃止したいのだが、今は情勢が熟していないので、共産党が権力を握るまでは廃止しない」と当たり前のことを言ったまでのことである。共産党は権力を掌握したら、共産党の言う「天皇の制度」を否定した「共産主義憲法」を制定する。

それは、「綱領」の『前文』に「党は、一人の個人あるいは一つの家族が『国民統合』の象徴になるという現制度は、民主主義及び人間平等の原則と両立するものではなく…民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ」と明記されていることによっても明らかである。

しかし、共産主義革命によって君主制が打倒された国々は、民主主義も人間平等もまったく実現していない。それどころか、独裁専制政治による差別虐待の体制になっている。このことはソ連・共産支那・北朝鮮を見れば火を見るよりも明らかなことである。この事実を見れば、共産党の主張は全く誤りであることは明白である。

日本共産党のみならず、これまで世界中の共産党および共産主義組織は、「君主制は資本主義体制の背骨である」としてこれを打倒することを目標としてきた。これは、ロシア革命においてロマノフ王朝を打倒し、皇帝一族を惨殺して以来の恐ろしき体質である。「君主制打倒」「天皇制廃止」こそ、日本共産党の基本姿勢なのである。

日本共産党は、今日においても、天皇を君主と仰ぐ日本國體の破壊を目指してゐる。それは日本共産党の指導者・不破哲三が、「私たちは、目標としては民主主義の精神、人間の平等の精神に立って、天皇制をなくす立場に立ちます。これをどうして實現するかといえば、主権者である國民の多数意見が、その方向で熟したときに、國民の総意で解決する、ということです。これが、天皇制の問題を解決してゆく、道理ある方法だと考えて、今度の綱領に明記したわけであります」「日本の國の制度、政治の制度の問題としては、一人の個人が『日本國民統合』の象徴になるとか、あるいは一つの家族がその役割をするとか、こういう仕組みは民主主義にもあわないし、人間の平等の原則にもあわないと考えています。ですから将来の日本の方向として、どういう制度をとるべきかということをいえば、天皇制のない民主共和制をめざすべきだというのが日本共産党の方針であって、この点に変わりはありません」(平成十六年の日本共産党創立八十一周年記念講演)と述べていることによって明白である。

日本共産党の「綱領」にも、「(象徴天皇制は・注)憲法上の制度であり、存廃は将来、情勢が熟した時に國民の総意によって解決される」と書かれている。

つまり、「天皇制は窮極的には廃止したいのだが、今は情勢が熟していないので、共産党が権力を握るまではできない」といふ当然至極のことを言ったまでのことである。日本共産党は情勢が熟したら、天皇を君主と仰ぐ建國以来の日本國體を破壊することを目指す政党である。この事には何に変はりはない。「解決」などと言ふ欺瞞的な言葉を使ってゐるが、「廃止する」「打倒する」といふことである。共産党は権力を掌握したら、いはゆる「天皇制」を否定した「共産主義憲法」を制定するのである。

それは、「綱領」の「前文」に「党は、一人の個人あるいは一つの家族が『國民統合』の象徴になるという現制度は、民主主義及び人間平等の原則と両立するものではなく…國民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の實現をはかるべきだとの立場に立つ」と主張してゐることによって明らかだ。

志位和夫は、「綱領がのべているように、現制度は何よりも『世襲』にもとづく制度であり、それ自体が人間の間に差別や身分的秩序をつくりだす制度であるという点で、『民主主義および人間平等の原則』と両立するものではありません」と語っている。

権力者の世襲、厳しい国民の間の差別及び身分的秩序を基本とした独裁専制政治が行われ、多くの国民が苦しみに喘いでいるのは、北朝鮮・共産支那などの共産国家である。この事実を志位は全く無視している。

天皇を君主と仰ぐ日本國體を破壊して共産党が政権を掌握した時こそ、日本国が専制独裁国家になってしまうのである。

『日本共産党』の「綱領」には次のように書かれている。「天皇条項については、『国政に関する権能を有しない』などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。党は、一人の個人が世襲で『国民統合』の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである」。

共産主義革命が行なわれ、君主制が廃止された国では、君主制以上の独裁専制政治が行なわれた。ロシアでは共産革命の後、レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフという党最高指導者による独裁専制政治が行なわれた。

支那も、共産革命の後、毛沢東・鄧小平・江沢民・習近平による独裁専制政治が行なわれてきている。

ロシアや支那の君主制と、わが国の「天皇中心の國體」とは、全くその本質を異にしており、同列に論じることは出来ない。しかし、ロシアと支那は君主制打倒の後、党独裁の専制政治が行なわれたことは歴史的事実である。

北朝鮮は文字通り、「金日成王朝」と言われているように、金日成・金正日・金正恩三代の残酷・凶暴なる専制政治が行なわれている。北朝鮮は「朝鮮民主主義人民共和国」などという長ったらしい国名を付けているが、決して「人民が主人公の民主主義国家」ではなく、「金一族」のみが専横を極め「金一族」を批判する国民は迫害され粛清される国である。また、金一族を批判しなくとも国民多数が栄養失調で死んで行く国なのだ。

共産主義体制とは、プロレタリア独裁=共産党独裁=党最高指導者専制という政治である。「君主制度の国は民主的でなく国民の自由は奪われ、国民は差別されるが、共産主義国家は民主的であり国民平等の社会が実現する」というのはまったく大ウソである。共産主義体制の国こそ、国民の自由と繁栄は奪われ、共産党幹部以外の国民は差別され虐げられる反民主的な専制国家なのである。

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2020年8月 8日 (土)

千駄木庵日乗八月八日

午前は、近親者来宅。室内清掃。

 

午後からは、『政治文化情報』原稿執筆など。

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『現行占領憲法』は、万邦無比の日本國體を隠蔽しているどころか、日本國體破壊の元凶である

日本国の君主であり現御神であらせられる日本天皇は、政体上の「機関」ではない。また成文憲法によって規制せられる御存在ではない。まして戦勝国によって押し付けられた「占領憲法」下に置かれるご存在ではない。また、内閣、国会という権力機構によって規制される御存在でもない。

天皇に対し奉り、「祭祀、皇位継承、譲位」などへの国権の最高機関とされる国会の介入と規制、内閣という権力機構による「助言や承認」をすることはできないし、してはならない。

『現行占領憲法』は、西洋法思想に基づき、前文で「主權が國民にあることを宣言し」、第一条で「(天皇の・注)地位は、主權の存する日本國民の総意に基づく」と規定している。これを根拠にして日本は君主國家ではないとする意見が出て来る。こういう議論が起こるところに『現行憲法』の重大欠陥がある。憲法改正であろうと自主憲法制定であろうと、『現行占領憲法』の「國民主權」論を踏襲するのでは意味がない

『現行占領憲法』は、万邦無比の日本國體を隠蔽しているどころか、日本國體破壊の元凶なのである。一日も早くこのような亡國憲法は全面否定されなければならない。

「現行憲法」第一条の、「(天皇の地位は・注)主權の存する日本國民の総意に基づく」という規定は、主權在民論・契約國家思想・權力國家思想に要約される西洋法思想に基づく規定である。西洋法思想における「主權」とは「領土や國民を支配する國家の權力」「國家として持つ最高獨立性」のことであり、憲法上最も重要な意味は「國家の意思を最終的に決定する權力」であるとされている(伊藤正己著『注釈憲法』)。

その西洋法思想・國家思想である「主權」なる「概念」を、わざわざ成文法として日本國の憲法に規定するのは重大なる國體隠蔽である。

特に、「主權」が、「天皇」にあるか「國民」にあるかを論議することは日本の傳統的な考え方・國體觀とは全く異質である。

わざわざこのような政体としての権力機構に関する規定を、祭祀国家・信仰共同体であるわが國の國體条項に書くこと自体が大いなる國體隠蔽なのである。この一点を以てしても、「現行占領憲法」はまさしく日本の傳統を破壊する憲法である。

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千駄木庵日乗八月七日

午前は諸事。

午後からは、『政治文化情報』の原稿執筆。

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2020年8月 6日 (木)

安倍・小池両氏を激励しましょう。

今日わが日本は文字通り内憂外患の国難の真っただ中にある。こういう時こそ、国政の最高責任者、首都東京の政治の最高責任者は、その任務を正しく強力に実行してもらいたい。

ところが安倍総理が、7月6日に首相執務室で吐血したという情報が走った。本当か嘘か全くわからない。しかし、今日のニュースを見ると、安倍総理は極めて元気そうに記者会見していた。ほっとした。

私は安倍氏には批判すべき点が多いとは思っているが、与野党を問わず今の政治家の中で、もっともまともな真正保守に近い思想を持っている人ではないか思っている。どうか元気に頑張ってもらいたい。

小池百合子さんは、保守の立場に立つまともな人々からも厳しい批判の声があるけれども、この度の李登輝元台湾総統の死去に際して、私も全く知らなかった小池氏と李登輝氏との深い絆が明らかになった。日本と台湾で大きな自然災害が起った時も、お互いに助け合ったという。素晴らしいことと思う。

ご異論はあるかと思うが、こうした国難の時には、私は安倍・小池両氏を支持し激励したいと思う。

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千駄木庵日乗八月六日

午前は、諸事。

午後からは在宅して、原稿執筆の準備、原稿執筆。

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2020年8月 5日 (水)

「國民主権論」はわが國の國家伝統の破壊、共和制革命への突破口

「國民主権論」はわが國の國家伝統の破壊、共和制革命への突破口

 

 『日本國憲法』と称する『現行占領憲法』の<三原理>とは、「國民主権主義」「平和主義」「基本的人権の尊重」である。

 

 嘘と欺瞞に満ちた『現行憲法』の「前文」には「日本國民は、正当に選挙された代表者を通じて行動し、……ここに主権が國民にあることを宣言し…そもそも國政は、國民の厳粛な信託によるものであって、その権威は國民に由来し、その権力は國民のこれを代表者が行使し、その福利は國民がこれを享受する」と書かかれている。「國民の厳粛な信託」などというものが一体何処にあるのであろうか。

 

 『現行憲法』でいう「國民主権主義」の「主権」とは、「國家意思を最終的に決定する権限」を言う。主權在民論・契約國家思想・權力國家思想に要約される西洋法思想に基づく規定である。西洋法思想における「主權」とは「領土や國民を支配する國家の權力」「國家として持つ最高獨立性」のことであり、憲法上最も重要な意味は「國家の意思を最終的に決定する權力」であるとされている(伊藤正己著『注釈憲法』)。

 

 『現行占領憲法』の「國民主権主義」は、「戦前の我が國は天皇主権の國であり、天皇制権力のもとに軍國主義國家となり國民の権利は奪われ戦争に駆り立てられた」という思想に基づくものである。

 

しかしこれは全く誤れる思想である。我が國の歴史には、天皇が主権=國家の最高権力を独占的に掌握し独裁専制政治を行っていたなどということは全くない。『大日本帝國憲法』にも、「天皇に主権がある」とは全く書かれていない。
 
我が國は天皇を祭祀主と仰ぐ信仰共同体である。西洋國家論で言うところの契約國家・権力國家ではない。我が國は君民一体の國柄である。西洋や支那大陸のような君主と人民とが「國家意思を最終的に決定する権限」を奪い合ったという歴史は全くない。

 

「國家の意思を最終的に決定する権力」という意味での「主権」なる概念と言葉は、天皇中心の信仰共同体國家日本には全くそぐわない。天皇を中心とした信仰共同體である日本國は、権力支配組織ではない。だからわが國には西洋的主権論はあてはまらない。
 
西洋法思想・國家思想である「主權」なる「概念」を、わざわざ成文法として日本國の憲法に規定すること自體、大きな誤りであり國體を隠蔽し破壊につながる。
 
今日の多くの憲法学者やマスコミは「國民主権論」をわが國の國家伝統の破壊、共和制革命への突破口としようと躍起になっている。それが一般國民の常識となって浸透していることは実に以て根本的な非常識であり、國家存立の基礎を揺るがす凶事である。

 

「現行占領憲法」は、万邦無比の日本國體を隠蔽しているどころか、國體破壊の元凶なのである。天皇を祭祀主と仰ぐ信仰共同体國家日本の成文憲法に「國民主権」を記す必要は全くない。

 

 日本國という國家は、単なる権力機構・政治的支配機関ではない。もっと大らかにして神聖なる存在であり、精神的・道義的・信仰的・文化的存在である。人と人とが精神的に結合した共同體である。日本國はその生成の過程を見れば明らかな通り、天皇を祭祀主とする信仰共同體である。日本國は革命とか開拓によって人為的に造られた國ではなく、神が生みたもうた國であるという神話と信仰が古来からの國體思想である。

 

 國家を単なる権力機関として見ると、國家の神聖性・道義性が隠蔽され、日本國の文化も、伝統信仰も、文化も、道義も、さらには天皇皇室でさえ、全て権力機関としての國家の下に置かれ、その支配を受けなければならなくなる。そして権力機関としての國家のみが前面に出て、国家が國民と対立し、やがて國家の中で権力と國民の闘争が日常化する。現代日本は、まさにそうした状況に置かれつつある。

 

 今日においてさらに重大な問題は、日本國天皇の祭祀という共同體國家日本の存立の基本である<天皇の祭祀>が、憲法の制約下に置かれるようになっていることである。

 

 憲法に、日本の國柄に反し天皇の御本質を正しく表現していない「天皇条項」があるから、日本は安定を欠いているのである。天皇中心の日本國體を正しく成文化すべきである。それためには、天皇が日本の「君主」「統治者」であらせられることを明確に規定するべきである。

 

 日本の伝統的國家観・君主観とは絶対的に相容れない原理で成り立っている「現行憲法」が長く続けば続くほど、麗しい伝統的な日本の國柄が隠蔽され破壊され続けることとなる。これが現代の混迷の根本原因である。

 

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千駄木庵日乗八月五日

午前は、諸事。

午後は、資料整理。原稿執筆など。

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2020年8月 4日 (火)

この頃詠みし歌

 

 

我もまた憎しみ持てば十倍返しとかいふテレビの台詞親しも

 

駒込神明宮といふ地名の場所は山奥の景色なりけり「鬼平犯科帳」

 

七十三年生きて来たれる街こそがわが故郷と思ひ喜ぶ

 

人類の進歩と調和といふ言葉何か空しく蘇えり来る

 

朝の空久方ぶりに太陽が照りつけるベランダで深呼吸する

 

嫌な奴の怒声が電話より聞こえ来るわが声も相手が聴けば同じ怒声なるらん

 

若き店員がきびきびと働く肉屋さんで少し高めの肉を買ひたり

 

一日に二本の原稿を書き終へて一人静かに夜を過ごせり

 

梅雨が明けし夜空に浮かぶ満月が煌々として冴えかえるなり

 

満月は昔のままの光放ちつつコロナウイルス猖獗の都の空に浮かべり

 

きらびやかに光を放つスカイツリーの真横に昔ながらの満月浮かぶ

 

朱色なる満月がスカイツリーのすぐ横にどっしりと浮かぶ梅雨明けの夜

 

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オピニオン雑誌『傳統と革新』第三十六号

今月発売

 

たちばな出版発行 四宮正貴責任編集
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 定価 本體価格1000円+税。 168頁                  
168〒167―0053 東京都杉並区西荻南二-二〇-九 たちばな出版ビル
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36-3

 

 

 

 

 

 

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千駄木庵日乗八月四日

午前は、諸事。

親族来宅。室内清掃。

午後からは、資料整理など。

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伝統と革新第三十六号 今月末に発売

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2020年8月 3日 (月)

亡国勢力を駆逐することが必要である。

森田康之助先生(故人。文学博士・国学院大教授)は、「歴史を見る目は即ち将来を見通す目であり、歴史とは未来記に他ならない」(『伴信友の思想』)と言はれた。日本近代史に対する正しい認識が、現在及び将来の日本を決定づける大きな要素になる。何時までも自虐史観にとりつかれてゐると、日本は亡国の道を歩む。すでに歩み続けてゐると言っていい。

自虐史観を払拭することは、決して無反省でいいといふことではない。私は、明治以後の日本が良いことしかしなかったとは思はない。また戦前の日本が理想的な国だったとも思はない。もしさうだったとしたら、昭和維新運動は起こらなかったであらう。近代化によって、西洋覇道精神が日本国に浸潤したことも事實である。そのことの反省はもちろん必要である。

しかし、日本国が、西欧列強の侵略に抗して自国の独立を護るために、西洋化・近代化を推進し富国強兵を図った。そのことによって国内的にも対外関係においても様々な矛盾が生じた。しかし、「日本だけが悪かった、日本は悪いことしかしなかった」といふ歴史認識は根本的に改めなければならない。

渡部昇一氏は次のやうに論じてゐる。「十九世紀末から二十世紀前半の国際社会は、『侵略は是』とされた時代であった。この時代の思想を簡潔に表現するならば、『弱肉強食』あるいは『適者生存』という言葉を使うのが、最もふさわしい。…欧米の植民地政策は、ダーウィニズムによって〝お墨付き〟をもらったようなものであった。何故なら、『優れた白人が有色人種を征服することは、自然の摂理なのだ』ということになったからである。…当時は、進化論を持ち出せば、何でも正当化できるという雰囲気が欧米社会に充満していのである。このような『弱肉強食』を是とする国際社会の中で、日本がその生存と独立を維持しようとすれば、同じように弱肉強食の論理に従わざるを得なかった。」(『かくて昭和史は甦る』)と。

東條英機元総理は、「東京国際軍事裁判」に於けるキーナン検事の尋問に答へて、「この裁判の事件は、昭和三年来の事柄に限って審査しているが、三百年以来少なくとも阿片戦争までさかのぼって調査されたら、事件の原因結果がよく分かると思う。」と述べた。欧米列強の数百年間にわたる東亜侵略の歴史を踏まへて、大東亜戦争は論じられ、評価されなければならない。大東亜戦争は、数百年来の西欧列強・白色人種国家の東亜侵略に対する正義の抵抗であったのだ。

『極東国際軍事裁判(東京裁判)』を創設したマッカーサーですら、一九五一年五月、米上院の軍事外交合同委員会の公聴会で、「日本が第二次大戦に赴いた目的はその殆どが自国の安全保障のためであった」と『東京国際軍事裁判』の訴因を全く覆す証言を行ひ、大東亜戦争は日本の侵略ではなかったと述べた。

『極東国際軍事裁判』の裁判長を勤めたウエップもバーガミニーといふ人の著書の序文で、「米国も英国も日本が一九四一年に置かれたような状況に置かれれば、戦争に訴えたかもしれない」と書いてゐるといふ。

歴史問題は、真摯に冷静に考究されなければならない。ところが現状はさうなってゐないことが問題なのである。近隣諸国、つまり共産支那や南北朝鮮は、歴史問題をわが國に対する外交的圧迫、攻勢、脅迫の手段にしてゐる。

のみならず、国内の反日的な政治家・メディア・学者文化人は、近隣諸国に対してわが国への内政干渉を煽動し、近隣諸国のわが国への外圧=内政干渉を利用して、わが国の尊厳性・誇りそして日本民族の国民的自覚を喪失せしめ、窮極的には、天皇中心の日本國家の崩壊を目論んでゐる。かかる亡国勢力を駆逐することが必要である。

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千駄木庵日乗八月三日

午前は、諸事。

午後からは、原稿執筆・脱稿送付。資料整理など。

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日本人は、「自虐史観」「東京裁判史観」と一日も早く訣別しなければならない。

戦後日本は「人命尊重」「人権擁護」「平和」ということを絶対的価値、最高の目標としてきた。それは「現行占領憲法」の基本原理となっている。しかし、戦後七十数年を経過して、人権が侵害され、人命が軽視され、国民の平和が侵される残虐無比の事件が日常茶飯事になるというまったく逆の結果を生み出している。人権擁護とか人命尊重とか平和などということがいくら麗々しく憲法の原理として書かれていても、それは空念仏にすぎなかったのである。

 

むしろそういう原理に基づく戦後教育は、自分さえよければいいという精神を養い、他人や国のために尽くす、親に孝養を尽くすという人倫の根本を忘却せしめたのである。そして、己の権利のみを主張する精神が横溢したことが今日の日本を作り出したと言える。「現行占領憲法」に象徴される戦後精神というものを徹底的に払い清めなければならない。

 

「共産支那」はまともな國ではない。共産支那は、民主国家でも近代国家でもない。まさに前近代的な専制独裁国家である。このやうな国にこれまで日本は一生懸命経済技術援助を行ひ、且つ、歴史問題で謝罪し続けてきたのである。あまりにも愚かだったといふべきである。

 

『日中国交回復』の時、日本国民の多くは「北京の空は青かった」などに浮かれていたが、いまや公害で青空どころではない。支那大陸からの酸性雨は、日本に悪影響を及ぼしている。否、共産支那の存在自体がわが国にとってとてつもなく大きな「公害」である。

 

「日中友好」に狂奔した政治家、経済人の責任は重大である。経済界には、共産支那の悪辣さがこれほどまでに明白になったにもかかはらず、支那で金儲けをしたい一心で、共産支那に媚を売る連中がいる。政界にもまだ支那に媚を売り、支那の手先のやうなことをしてゐる政治家がいる。全くどうかしている。まさに売国奴である。

 

自虐史観とはいかなる定義であろうか。私の考えでは、自虐史観とは、「米英支蘇」は善人であり悪いことは何もしなかった、日本は悪人であり悪い事しかしなかったといふ史観であると思う。別の言い方をすれば、欧米列強の切り取り強盗し放題は許されるが、日本がやったことは防衛と自存の為の戦いであっても侵略と見なすという史観である。これは「極東国際軍事裁判」という名の戦勝国によるわが国に対する軍事的報復における一方的断罪の理由付けとなった。従って「東京裁判史観」とも言うのである。

 

近代日本の歩み、とりわけ、明治維新から大東亜戦争敗戦までの歴史について、いかに考えるかが、今日の日本にとってきはめて重要な問題である事は言うまでもない。日本人は、「自虐史観」「東京裁判史観」と一日も早く訣別しなければならない。

 

安倍総理は最近、戦後レジームからの脱却と言わなくなった。安倍晋三氏は、総理大臣として正々堂々靖国神社に参拝しなくなった。総理が正しい姿勢を見せてこそ、外交問題が正しく解決するのである。

 

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千駄木庵日乗八月二日

午前は、諸事。

午後からは、室内清掃。原稿執筆。

午後六時より、団子坂にて、親族と懇談。

帰宅後も、原稿執筆。

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2020年8月 1日 (土)

宮澤憲法学が國體隠蔽の元凶である


 祭祀国家日本の祭り主であらせられる日本天皇は、常に国民の幸福を祈る祭り主なのであるから、国民と相対立するご存在ではないし、日本天皇は国民を力によって支配し隷従せしめるご存在ではない。国民と共に神に祈り、神を祭り、神の意志を国民に示し、また国民の意志を神に申し上げ、国民の幸福の実現を最高の使命とされるお方が天皇であらせられる。つまり天皇と民は「和」「共同」の関係にあるのであり、対立関係ではない。こうした天皇中心の日本の国柄を「君民一体の日本国体」というのである。このような日本の国柄は、歴史のあらゆる激動を貫いて今日まで続いてきている。

ところが外国では、太古の王家も古代国家もそして古代民族信仰もとっくに姿を消し、その後に現れた王家は武力による征服者であり、その後に現れた国家は権力国家であり、その後に現れた信仰は排他的な教団宗教である。古代オリエントや古代シナにおいては、祭祀を中心とする共同体が武力征服王朝によって破壊されてしまった。共同体を奪われ祭りを喪失したよるべなき人々は、貨幣や武力に頼らざるを得なくなり、権力国家・武力支配国家を形成した。

 それに比してわが日本は、古代からの祭祀主を君主と仰ぐ共同体国家が、外国からの武力侵略によって破壊されることがなく、今日も続いている国なのである。皇室祭祀だけでなく、全国各地で一般国民が参加する祭祀が続けられている。まことにありがたき事実である。

 そして今日においても、神話の世界のままに、天の神の祭り主の神聖なる御資格を受け継ぎ給う天皇を、現実の国家の君主と仰ぎ、国家と民族の統合統一の中心として仰いでいる。これは日本の麗しい自然と稲作生活が完全に滅びない限りつつくであろう。こうした事実が、西洋諸国やシナと日本国との決定的違いである。

 長い歴史において様々な変化や混乱などを経験しつつも国が滅びることなく統一を保ち続けたのは、天皇という神聖権威を中心とする共同体精神があったからである。日本という国は太古以来の伝統を保持する世界で最も保守的な国でありながら、激しい変革を繰り返して来た国なのである。その不動の核が天皇である。

天皇国日本の「成文憲法」は、こうした日本國體の本義に基いて制定されなければならない。西洋権力国家において生れた「国民主権論」は排除されなければならない。

ところが、今日の政治家(保守を含む)、官僚には、日本の伝統と全く相容れない原理で成り立っている『現行占領憲法』によって日本國體の本義、國體精神よりも隠蔽することに躍起になっている。

日本の官僚は、東京大学法学部出身者が主流を占めている。そして東大法学部は、宮澤俊義という敗戦後戦勝国によって押し付けられた『占領憲法』を金科玉条にしている学者の学説に支配されている。これが今日の我国の憲法問題をおかしくしている元凶である。

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千駄木庵日乗八月一日

午前は、諸事。

近親者来宅。室内清掃。書状執筆。原稿執筆など。

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