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2020年7月 2日 (木)

永寿総合病院・湯浅祐二院長の体質

新型コロナウイルスの集団感染が起きた永寿総合病院(東京都台東区)の湯浅祐二院長が1日、都内で記者会見を開き、入院患者や職員ら計約200人が感染した経緯を説明した。集団感染のきっかけとなった可能性がある患者の診断が遅れたことを認めた上で「コロナへの対処法が甘かった」と述べた。

 地域の中核病院の役割を果たせない状況となり「多くの方々に大きな不安を与えてしまった」と謝罪。「私どもの経験が、これからの備えに役立てばと思う」と語った。

最終的に入院患者109人、職員83人が感染し、このうち患者43人が死亡したとした。亡くなった患者の半数に血液疾患があったという。患者・職員ら計214人が感染、うち患者43人が死亡するに至った経緯や対策、職員らの思いを語った。

テレビワイドショーの司会者やコメンテーターは、この湯浅院長の涙を流しての記者会見を評価する人も多かったようである。しかしどうも私は湯浅祐二院長・永寿総合病院を評価することはできない。

というのは、小生の父、暫く永寿総合病院に入院し、他の病院に移されて亡くなった。その経緯に納得出来ないものがあったので、湯浅祐二院長に書面による質問を行ったがいまだに何の回答もない。そこで、良い機会であるのでその父の入院・転院の経緯についての小生の手記、そして永寿総合病院に対する小生の質問書を掲載する。

                       ◎
 永寿総合病院は内科、産婦人科、外科などを備え、病床数は四〇〇。二四時間体制で救急患者を受け入れている二次救急医療機関に指定されている。感染者が出たことを受け二四日から外来診療を中止した。

小生の父は永寿総合病院な長期間入院していた。その時の対応があまりにひどかったので、下記のような抗議文・質問書を院長に提出した。ご参考までに掲載します。

             ◎
永寿総合病院         平成22年3月20日
院長 湯浅祐二殿
四宮正貴

第一   貴病院の対応
1、平成二十二年十一月二十日午前、父・四宮金彌が、尿路感染症で苦しみ出し、救急車で永寿総合病院に行く。診察を受け、すぐ入院ということになった。中野邦夫医師(総合内科・永寿病院副院長)は、付き添って行った小生に対し「老衰が進んでいる。高齢になると老衰とか病気は急激に進行することがある」と言った。
2、十一月二十五日午後、小生が付き添っていると、父が体の痛みを覚え「痛い、痛い」という声をあげていた。小生が付き添っているとは知らなかったある女性看護師は、「痛い、痛い」という父の口真似をしながら廊下から病室に入って来た。小生は、「患者が苦しがっているのに、その真似をするとは何事かと」強く叱りつけた。
3、尿路感染症は数日で小康を得、体力も回復の兆しを見せてきた。十一月二十七日、連絡があり病院に赴くと、担当の中野邦夫医師が「肺に食べ物が入り、熱が出た。どういう結果になるか分からない」と言う。そして、食事をいったん中止するという。「老化による咽頭反射の低下が原因だ」という。しかし、入院前は、全くそういう兆候は無く、食欲は旺盛の方であった。前日の十一月二十六日、私が病院に行って父に会った時、父は「病院の人に無理に食べ物を食べさせられた。」と言っていた。この事で、食べ物が肺に入り、誤嚥下性肺炎を起こした可能性が極めて高い。
4、十二月一日、また病院に呼ばれ、担当の中野邦夫医師の説明を受けた。今度は、何と「MRSA(耐性ブドウ球菌)」が父の喉に付着したという。「耐性ブドウ球菌」とは「耐性を獲得し、最も有効なメチシリンという抗生物質が効かなくなった黄色ぶどう球菌(食中毒などの原因となる菌)。学名、スタフィロコッカス‐アウレウス。皮膚や鼻腔などに存在。院内感染の原因ともなり、抵抗力の弱い手術後の患者や高齢者・未熟児などが感染しやすく、一旦発症するとほとんどの抗生物質が効かないため治療は困難。多剤耐性黄色ぶどう球菌。MRSA(Methicillin-resistantStaphylococcus aureus)」という黴菌である。これが私の父の喉に付着したという。つまり治療が困難な黴菌に院内感染してしまったのである。
5、そして医師は、「回復の見込みはない。延命とは延苦である」とか言って、延命治療については私に任せると言うのだ。病院側の不注意、医療体制の不備によって治療困難な状況に私の父を追い込んでおいて、延命治療は私の判断に任せるなどというのはあまりにも無責任であり、無反省である。

私が会いに行くと、目を覚ましていれば、色々話しかけてくる。そして食べ物を欲しがる。つまりまだまだ意識もあり、生きる意欲もある父について、息子の私が『もう延命させなくて良い』つまり『殺してくれ』などと病院に言えるはずがないではないか。しかも嚥下能力の喪失も、「耐性ブドウ球菌」の感染付着も、病院側のミスによると判断せざるを得ない。そういうことへの反省も責任の自覚も無く、「回復の見込みはない。延命とは延苦である」などと言って、事実上、私に「父親を殺してくれ」と言わせようとしているのだ。これは全く許し難いことである。
6、十二月十六日午後、病院で父に付き添っていると、ベッドに拘束され苦しがっている父が、拘束具をはずしてくれとうめくので、看護師を呼ぶ。しかし、十数分経ってからやって来て、ようやく拘束を解いた。あまりのことなので、厳しく抗議する。そして中野邦夫担当医師を呼んでもらう。私が色々抗議すると、中野医師は「では別の病院に行ってくれ」と暴言を吐く。断じて許し難い。医師としての責任感も倫理感覚も持ち合わせていない暴言である。この病院に対しては長い間不信感を持っていたが、もう我慢がならない。徹底的に戦う覚悟を決める。
この病院については、これまでも色々腹の立つこと、許せない事があった。ことは父の命にかかわることである。断固として戦いたい。 しかも医師の態度たるや傲岸不遜と言うか全く誠意が感じられないものであった。

第二 質問
1、 何故入院した後に病状が悪化したのか。
2、 何故食べ物が父の肺の中に入り誤嚥下性肺炎にかかったのか。
3、 何故、嚥下能力を喪失したのか。
4、 何故「耐性ブドウ球菌」が父に感染付したのか。

        ◎
この質問書・抗議文に対する回答は全くなかった。永寿総合病院・湯浅祐二院長とはそういう体質なのである。

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