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2020年6月12日 (金)

日本伝統信仰の精神が世界の國と民を永遠の平和と幸福に導く道である

近代以後今日に至るまで、「勅撰和歌集」が編纂されなくなってゐるのは、和歌文藝の道統が衰微してゐるといふことである。混迷する今日においてこそ、「勅撰和歌集」の撰進が復活されるべきである。

戦争直後の、戦勝国による皇室弱体化策謀は、七十年以上を経た今日、花開き実を結びつつあると言っても過言ではありません。まことに由々しきことであります。しかし、神の御加護は必ずあります。これまでの国史を顧みても、「壬申の乱」「南北朝の争乱」など大変な危機的状況を克服してきました。日本皇室は永遠であり、皇統はまさに天壌無窮であります。われわれ日本国民は、そのことを固く信じつつ、その信の上に立って、最近特に巧妙になってきた國體隠蔽・國體破壊の策謀を断固として粉砕していかねばならないと思います。

日本伝統精神は、天皇の祭祀と神社の祭祀を通して、今もなおその生命を伝えられている。のみならず、現実に天皇及び御皇室の自然の命を慈しみたもう御精神と御行動そして神社の鎮守の森が、自然破壊と人心の荒廃を食い止める大きな力となっている。

最近、祭祀共同体日本の根幹を支える神社において、色々と不祥事が起っている。まず以て全国神社の祓清めが断行されねばならない。

日本伝統精神を世界に発展させて、混迷せる現代世界を救済する役目をわが日本は背負っている。日本伝統信仰の精神が世界の國と民を永遠の平和と幸福に導く道である。

現代文明・文化は西洋文化・文明が主流となっている。現代文明とは、事物を科学の論理によって技術革新を行うようになった文明のことであるが、それは、経済至上・物質的豊かさ至上の社会を作り出した。そして、現代文明は、核戦争の危機・自然破壊・人心の荒廃・経済の破綻そして民族紛争・宗教紛争を見ても明らかな如く、既に頂点を越えて没落の時期に差しかかっている。

現代文明・文化の欠陥を是正し、新たなる文化を形成するには、欧米文化偏重から日本伝統文化へと回帰しなければならない。

わが日本おいては、これだけ科学技術が進歩し物質文明が豊かになっている今日においても、古代信仰・民族信仰が脈々と生きており、伊勢の神宮をはじめとした全国各地の神社で毎日のようにお祭りが行われている。のみならず日本伝統信仰の祭り主であらせられる天皇は多くのみ祭りを厳修され、国家の平安・国民の幸福・五穀の豊饒を神に祈り続けられている。そしてその祭り主たる日本天皇は日本国家の中心者として君臨あそばされている。このようにわが祖国日本は永遠の生命を保ちつつ革新を繰り返してきている国である。これが世界に誇るべき日本の素晴らしさである。

現代日本の汚れを祓い清め、正しき国の在り方・日本人としての正しき姿を取り戻すことが維新である。日本は伝統と変革が共存し同一なのである。だから維新を<復古即革新>というのである。

日本国の君主であらせられ、祭祀主であらせられる天皇陛下そして皇室のご存在があってこそ、日本国は安定と平和が保たれるのである。今日の日本は醜い権力闘争が繰り広げられている。夢も希望もない亡国の淵に立たされているかの如き状況である。

天皇・皇室がおわします限り日本国は安泰である。日本の歴史と傳統は、天皇によって体現されます。日本文化の一体性・連続性の窮極の中心者が天皇であります。日本文化傳統の核である祭祀を司っておられるお方が天皇であらせられます。天皇は、日本の歴史的連続性・文化的統一性・民族的同一性の、他にかけがへのない唯一の中心者であらせられます。

天皇は外国の国家元首とは全くその本質を異にします。天皇の祭り主・統治者としての真のお姿を回復することが最も大切であると信じます。

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