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2018年11月 9日 (金)

本是神州清潔之民

今年は台風がよく日本列島を直撃しました。わが国は台風がよく来ます。何故か、日本列島に近づくと方向を変え、支那大陸や朝鮮半島にはあまり上陸せず、わが國に上陸して北東方角へ去って行きます。

 

私は、日本人が清潔さを好む民族なのは、台風というものが日本によく来ることがその原因の一つではないかと考えています。強い風と雨が地上の穢れを吹き払い洗い清めてくれる台風は、自然に日本人の清潔さ・いさぎよさを好む精神を養成したのではないかと思うのです。勿論、台風によって多くの自然災害が起こります。しかしそのことも、日本人の強靭さ忍耐強さを養うこととなっているのではないでしょうか。

 

「本是神州清潔之民」という日本漢詩があるように、わが民族はすがすがしさ、清らかさ、清潔さを好みます。我が国伝統信仰には、『禊』という行事があります。また「大祓詞」という祝詞もあります。台風が多く、水が清らかな日本の風土に生きる日本民族なればこそ清潔を好むのであります。

 

「天の下 清くはらひて 上古(いにしへ)の 御まつりごとに 復(かへ)るよろこべ」

 

橘曙覧(江戸末期の歌人・國学者。越前の人)が維新の精神を詠んだ歌です。清明心(きよらけくあきらけき心)が日本民族の傳統的道義精神です。現状の穢れを祓ひ清め、神代のままの清く麗しい日本を回復することを喜び希求した歌です。維新すなはち復古即革新の精神をうたひあげてゐます。この歌の心が維新=日本的変革の根本精神であると思ひます。

 

常に全てを祓い清めて新生を繰り返し永遠の生命を甦らしめるという精神が、日本伝統信仰の根本であります。日本は長い歴史を有する国であるが、ただ古さを誇りとするのではなく、伝統を顧みつつ常に新生・祓清めを繰り返してきたところに素晴らしさがあるのです。

 

我が国の維新の道統もまさに清らかさを好む民族精神と一体なのであります。

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