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2018年6月24日 (日)

この頃思ったこと

「村の渡しの船頭さんは/今年六十のお爺さん/年を取つてもお舟を漕ぐときは/元気いっぱい艪がしなるそれ/ぎっちら/ぎっちら/ぎっちらこ」といふ歌詞の「船頭さん」といふ童謡(作詞は武内俊子、作曲は河村光陽)がある。ほのぼのとしてゐて私が好きな歌である。

 

東京生まれ東京育ちの私は「矢切の渡し」以外は乗ったことも見たことも無い。だから余計に渡し船に憧れがある。私は古稀を過ぎているが「お爺さん」という気は全くしない。まして今から十一年前の還暦の時には尚更のことであった。この童謡は、昭和十六年に発表されたから、当時は、六十歳は「お爺さん」であったのであろう。

 

今日は「高齢化社会」「定年延長」「老人パワー炸裂」ということが言われ高齢者が活躍している。ただ高齢者に「近頃の若い者は」という枕詞(と言っていいのかどう知らないが)を使って若者を批判する人がいるのはどうもいただけない。

 

日大のアメフト部の騒動を見ても、年齢を重ねた監督・コーチがむしろずる賢そうに見え、若者の選手の方が好感の持てる態度であった。若者は駄目で高齢者は若者に比較すればまともといふことは言い切れないのではないか。しかし、十九歳の警察官が、先輩が気に入らないからとて拳銃で射殺する事件が起きるのだから、恐ろしい世の中になっていることは確かである。

 

 

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