« 千駄木庵日乗五月十一日 | トップページ | 千駄木庵日乗五月十二日 »

2018年5月12日 (土)

日本精神の今日的意義

日本精神とは、天皇仰慕の心・天神地祇崇拝(祖先と自然の霊を尊ぶ心)・明朗心・清明心・武の心・慈しみの心・むすびの心・まつりの心・父母兄弟を尊ぶ心である。

 

日本精神は文献的には『古事記』『日本書紀』『萬葉集』に示されている。のみならず<祭祀>という行事によって今日まで継承され実践されている。日本の傳統精神・生活・文化の基本・核は、<祭祀>である。わが國の伝統信仰における最も大切な行事は祭祀である。祭祀は、自然と人の命を拝み、自然と人の命を大切にする精神の實践である。そしてそれを常に実践されているお方が祭祀主・日本天皇であらせられる。天皇は日本国の祭祀主として、新嘗祭、春季皇霊祭、秋季皇霊祭などの多くの祭祀を行わせられている。

 

日本精神・民族精神とは、「天皇を中心とする國體より発生し継承されてきた國民精神」と定義することが出来る。そしてそれは、「天地生成・神武建國・八紘為宇の精神」である。

 

闘爭戰爭絶え間なき現代において、日本的思惟である<神人合一(すべてに神を観る心)><中心歸一の原理><結びの原理><多即一・一即多の原理>によって、分割する精神=神と人・神と被造物は絶対的に隔絶された関係にあり、人間などの被造物は神に支配され神に裁かれ神に復讐される存在であるといふ二元論を克服し、さらに唯一絶対神の排他独善性から解放し、永遠の闘爭から人類を救済する。

 

天地自然に神の命が生きているという信仰が日本の伝統信仰である。そしてその祭祀主が天皇であらせられる。天皇を祭祀主とする信仰共同体が日本國の本姿である。それを現代において回復することが、大切なのである。これが道義の頽廃が根本原因である現代の様々な危機的状況を打開する唯一の方途である。

 

日本精神は経済力や武力によって世界を支配することを最高の主義とするものではない。日本精神によって世界を救済し世界を新たならしめ、世界を維新する思想である。まさに世界全人類に真の意味の平和を齎す精神である。

|

« 千駄木庵日乗五月十一日 | トップページ | 千駄木庵日乗五月十二日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/66709657

この記事へのトラックバック一覧です: 日本精神の今日的意義:

« 千駄木庵日乗五月十一日 | トップページ | 千駄木庵日乗五月十二日 »