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2018年5月23日 (水)

政治権力者ではあらせられない天皇陛下は「権力の制限規範」たる「憲法」の規制を一切受けない。天皇陛下は憲法を超越したご存在である。

日本国は天皇を祭祀主と仰ぐ信仰共同体である。國民が契約を結んで人工的に作った國ではない。そして祭祀主である天皇は國民と対立してこれを力によって支配する御存在ではない。日本天皇の國家統治の本質は、権力・武力による国家・国民支配ではない。天皇の祭祀主としての神聖なる権威による統治(すべおさめる。しろしめす。きこしめす)である。むしろ、天皇の神聖なる権威が権力者・為政者の権力濫用を抑制するのである。それがわが国の建国以来の國體であり歴史である。また、天皇の「仰せごと・みことのりが」わが國における最高の「法」である。天皇が成文法の下にあるなどといふ事は絶対にあり得ない。

 

「日本国憲法」第四条には「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない」とある。そして「憲法は権力の制限規範」とされている。であるならば、「國政に関する権能を有しない」とされる天皇が、「成文憲法」の制約を受けることはあり得ない。「成文憲法」及び「成文法」そしてそれに基づく政治権力機関は、権力者ではあらせられない天皇を制約する権能・権限は全くない。

 

つまり、政治権力者ではあらせられない天皇陛下は「権力の制限規範」たる「憲法」の規制を一切受けない。天皇陛下は憲法を超越したご存在である。

 

「祭祀國家日本の祭祀主・天皇」に関する神聖なる事柄は、世俗の法律問題・政治権力問題ではない。即ち決して『現行占領憲法』が規定する「政治権力作用としての國政」ではない。政治権力や「成文法」によって、「祭祀國家日本の祭祀主・天皇」を規制し拘束し奉ることがあってはならない。

 

「皇位継承」「御譲位」をはじめ「天皇・皇室」に関わる一切の事柄は、憲法・政府・国会の制約や規制を受けることはあり得ないしあってはならない。また、憲法・政府・国会は、天皇・皇室とそして日本國體に関することに介入してはならない。

 

「皇位継承」とは、「天津日嗣の高御座」の繼承である。普通一般の國家の國家元首・権力者交代とは全く次元を異にする。即ち政治権力問題とは全く性格を異にする。故に「皇位継承」について「成文法」及び権力機関が干渉し制約することはできない。

 

「皇位継承について天皇のご意志を伺はなくていい」という議論は全く間違っている。日本國體・日本の傳統の根幹に関わることなのであるから、日本の傳統の継承者であらせられる天皇の御意志に添い奉るべきである。

 

ともかく、「皇位継承」「御譲位」をはじめ「天皇・皇室」に関はる一切の事柄は、憲法・政府・國會の制約や規制を受けることはあり得ないしあってはならない。また、憲法・政府・國會は、天皇・皇室そして日本國體に関することに介入し規制してはならない。

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