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2017年12月17日 (日)

天神地祇そして祖霊へのお祭りをしっかりとさせていただきましょう

現代日本は、文字通り内憂外患交々来り、未曽有の危機にある。こうした状況を打開するには、日本人が古来抱いて来た自然の中に神の命を観るという信仰精神を回復しなければならない。 

 

戦後長い間、物質至上主義・営利至上主義に汚染され続けてきた日本國の危機を救うには、日本の傳統精神・國家観・人間観を回復する以外に道はない。

 

日本国土の自然も實に美しい。山・川・海の景色は實にすばらしい。四季の変化も規則正しく、気候も比較的穏やかである。しかし自然は、時に、今回の大地震のように、ものすごい猛威をふるい、人間に襲いかかって来る。そして人間の命を奪い、生活を破壊する。

 

日本における科学技術の進歩とその利用は目を見張るものがある。現代社会の便利な生活は、その科学技術によるものである。しかし大自然は、時としてその科学技術によって成り立つ人間の生活をも一瞬にして破壊する。そして人間は、悲惨に状況に追い込まれる。

 

これだけ文明が発達し、科学技術が進歩した、その恩恵によって成り立っている現代人の生活は、自然の猛威によってもろくも破壊され、多くの人々が惨禍に喘ぐこととなる。科学技術が進歩しているが故になおさら惨禍がひどくなる。

 

われわれは、自然および科学技術文明との付き合い方を今一度深く考えなおすべきではある。麗しき自然に恵まれつつも自然の脅威にさらされる日本民族、科学技術を巧みに使いこなして来た日本民族は、そういう使命を帯びていると思う。

 

我々國民が愛するべき國、尽くすべき國とは、信仰と信頼と正義と愛と真心によって結ばれた精神的道義的共同體なのである。我々は正しき國家観に回帰し、日本國を道義國家として新生せしめねばならない。

 

そのためには、「現代に生きる神話」たる<祭祀>を根幹とした瑞穂の國日本の回復しかないのである。古来日本の変革思想は、祭政一致の理想國家への回帰がその根本にあったのである。具體的に言えば、政治権力を掌握した人のみならず我々國民一人一人が、天皇が神をお祭りになるみ心、そして、農を大切にされる御心を、道義的倫理的規範として習い奉るということである。それが理想的な國家實現の基礎である。

 

日本人は自然と共生し、自然を畏怖すべきものとして接してきた。そして自然を「神」として拝み、信仰の対象にした。われわれ日本人は、これからも自然と共に生きる姿勢を保っていかなければならない。人間の力が自然を征服するなどという傲慢な考え方を持たず、自然の命を尊び、自然に「神」を見なければならない。天神地祇そして祖霊へのお祭りをしっかりとさせていただきましょう。

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