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2017年12月12日 (火)

この頃詠みし歌

 

日日(にちにち)をやまと歌をば詠み継ぎてわが心常に新たなるかも

 

母の使ひし湯上りタオルを懐かしみ大切にして我も使ひゐる

 

マッチといふ物が少なくなりにける禁煙時代は今盛りなり

 

煙草をば一日三本しか吸はぬこと決めて過ごせばやや太りたり

 

わが母と上野寛永寺に参りし日 昨日の如くに思ひ出さるゝ

 

生きてゐませし父母の面影 永久(とことは)にわが眼裏に浮かび来るかな

 

稻祭るわが日の本の道こそは世界平和の礎となれ

 

高天原より天降り来し稲の穂を命の糧とする畏さよ

 

品格だの忖度だのといふ言葉 飛び交ひてゐる混迷の国

 

若き日に語らひにける歌人(うたびと)がこの世を去りしと聞きて悲しき

 

主義主張我と異なれど人柄の良き人なりき岩田正氏

 

久しぶりに見に来たりける書道展わが国の文化は滅びずにあり

 

怒りの念沸々と湧く今宵なり深き祈りで魂(たま)を鎮めむ

 

力無き歌を詠むことを拒絶してわが魂の雄叫びをこそ

 

蕎麦食し楽しく語らひ帰り来し夜に恐ろしきニュースを見たリ

 

恐ろしき禍事起りし師走の夜テレビ報道を食ひ入るやうに見る

 

人を救ふが宗教といふに争ひの根源となることに悲しき

 

この国を護りたまへと祈りたり護国の英霊のみ前に立ちて

 

國のため命捧げしますらををまつる宮居に今日額づきぬ

 

神ながら魂ちはへませ英霊のみ前に額づきかく唱へたり

 

過ぎし日に共に酒酌み語らひし友の遺影に花献じたり(『早雪忌』)

 

今日もまた佳き人と逢ひ語らへばわが心静かに満たされてをり

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