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2017年11月16日 (木)

品格・人格・識見について

日馬富士の件で「横綱の品格」問題がまた出て来た。「品格」とは「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位」という意味だそうだ。格闘技に強い体格の良い人も、その道で「最高位」となると「品格」が求められるのであろう。しかし私には格闘技に強く体格のいい人三十代以下の人に「気高さ」「上品さ」を求めるのは少し無理なような気がする。「心技体」を鍛えるというくらいで良いのではないだろうか。七十歳のなった私も、「品格」=気高・上品さというものに欠けていると思っているから尚更そう思う。

 

相撲界だけでなく、人の手本となるべき立場・職業にある人が不祥事を起こすこと最近とみに増えてきた。警察官の不祥事は日常茶飯事。東大法学部出身・司法試験合格・元検事・衆議院議員・弁護士の女性の不倫疑惑。高級官僚(元文部科学事務次官)が援助交際の交渉現場となっている出会い系バーに、「女性の貧困問題を調査するため」とか言って足繁く出入りしていたこと。東大出の女性代議士の秘書への暴言、暴行である。

 

知識人・学者文化人と言われる人々に中にも、非常識な言動を行う人がいる。「違うだろー」と言いたくなる。

 

誉め言葉に「人格識見共に立派である」というのがある。私もこれまでの人生で、人格識見共に立派な方に、何人かお目にかかった。しかし、識見がいかに正しく立派であっても、人格面で尊敬できない人がいる。またその逆に、人格的に尊敬出来ても、識見がおかしいという人もいる。あんな立派なことを書いたり話したりする人がどうしてこんなに非常識なことをしたり話したりのだろうと思うことがある。

 

「学者馬鹿」という言葉もある通り、専門的知識を有し、学問に専心している人は、少し変わったところがあるのは致し方ないと思っていた。また、私自身、人格面でも、識見の面でも他人様を批判できるような人間ではないことは重々承知している。しかし、最近、人の手本となるべき人なのにあまりにもひどい言動を行う人が多くなっていることは事実なので、以上のことは書かしていただいた。

 

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