« 千駄木庵日乗十月二十日 | トップページ | 千駄木庵日乗十月二十一日 »

2017年10月20日 (金)

『明治改元百五十年記念特別展覧会 近代の御大礼と宮廷文化 明治の即位礼と大嘗祭を中心に』拝観記

本日拝観した『明治改元百五十年記念特別展覧会 近代の御大礼と宮廷文化 明治の即位礼と大嘗祭を中心に』は、「明治天皇の御大礼は、明治元年(1868827日(新暦1012日)新式の即位礼が京都御所の紫宸殿で催され、また同41117日(新暦1228日)夜、古式に即った大嘗祭が、初めて東京の皇居で営まれました。しかも、明治天皇の聖旨により、それ以後も京都で行う事が定められた即位礼と大嘗祭は、大正4年(191511月の10日と14日、及び昭和3年(19281110日と14日に実施されたのです。そこで、『明治』改元から150年目の今年、明治を中心に大正・昭和も含めて即位礼と大嘗祭に関する重要な資料を精選して、明治神宮文化館宝物展示室で特別展覧会を催します。多くの皆様に、雅な宮廷文化を楽しんで頂けたら幸いです」(案内書)との趣旨で開催された。

 

『光格天皇御譲位 櫻町殿行幸図』(原在明画)、『聖徳記念絵画館壁画下図践祚』(川崎小虎画)、『明治天皇御即位式図』、『髙御座屋根飾雲上華形』、『聖徳記念絵画館壁画下図大嘗祭』(前田青邨画)、『阿波志料践祚大嘗祭御贄考』、『明治天皇御肖像』(明治五年写真師内田九一により撮影された御束帯姿の御真影)、『明治天皇御料 御直衣(おのうし)』、『明治天皇御料 御齋服(ごさいふく)』、『明治天皇御料 黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)』などを拝観。

 

明治天皇即位の大嘗祭は、明治四年十一月十七日(新暦十二月二十八日)に東京の皇居内の吹上広芝で行わせられた。私は大嘗祭も即位式と同様京都御所で行わせられたと思っていた。そうではなかったことをこの度初めて知った。

 

本年は明治改元百五十年目、来年は明治改元満百五十年の意義深い年である。明治天皇の即位式は、慶應四年九月八日(新暦十月二十三日)に、京都御所において執り行われた。江戸期までは「唐式」で行われた即位式が日本伝統に即した即位式に復古したと承る。わが国は神代以来の伝統を継承し回帰しつつ、新たなる変革を繰り返す国である。明治維新はまさに「復古即革新」であったと拝し奉る。

|

« 千駄木庵日乗十月二十日 | トップページ | 千駄木庵日乗十月二十一日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/65941502

この記事へのトラックバック一覧です: 『明治改元百五十年記念特別展覧会 近代の御大礼と宮廷文化 明治の即位礼と大嘗祭を中心に』拝観記:

« 千駄木庵日乗十月二十日 | トップページ | 千駄木庵日乗十月二十一日 »