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2017年10月19日 (木)

武貞英士拓殖大学大学院教授による「朝鮮半島情勢を読む」と題する講演内容

七月八日に開催された『アジア問題懇話会』における武貞英士拓殖大学大学院教授による「朝鮮半島情勢を読む」と題する講演内容は次の通り。

「朝鮮半島は七月四日非常な転換点を迎えた。アメリカは臆病者・弱い者と言われるのを最も嫌う。北朝鮮がICBМを発射したのに傍観したといわれるのが嫌なのでICBМとは言えなかった。翌日声明の中で訂正した。現実を直視するようになった。異次元の政策をアメリカはこれからとるであろう。東アジア動乱の時代を迎えた。

 

情勢分析には四つの眼が必要。①虫の目。②鳥の目。③魚の目。④蝙蝠の目。中国は北の核兵器を喜んでいる。移動式発射台は中国からの輸出。中国は『北朝鮮が核兵器を持っていても良いが撃たないでくれ』ということ。中国は北朝鮮の核開発に水面下で関わっている。貿易の金額を増やしている。中朝の物流を活性化している。一帯一路に北朝鮮を組み込んでいる。

 

アメリカが取る事が出来る選択肢は少なくなってきている。偶発的に戦争が起こる可能性は十分にある。韓国を守るのは嫌だとトランプ・アメリカが言い出す可能性あり。中国には北朝鮮を崩壊させてまで核問題を解決する気はない。

 

南北の対話が必要。東西ドイツの統一に韓国は学んでほしい。民族和解はドイツの知恵に学んでほしい。日本は拉致問題でピョンヤンに連絡事務所を置くべし。

 

金正男は不倫の子。金日成は初孫なので可愛がった。母親はモスクワで亡くなった。脱北者が亡命政府の首席に金正男を据えようとした。見せしめにカメラの前で殺された。

 

日本は敵基地攻撃能力・積極的防御能力獲得の検討(巡航ミサイル、弾道ミサイル、空対地ミサイル、早期警戒衛星、THAAD、空中給油機)。外交努力を続ける。近隣諸国との関係修復。日中、日露、日韓首脳会談。日米韓の政策協調は不可欠。北朝鮮には英国式の批判的関与(critical engagement)をすべし。拉致問題で北朝鮮と直接協議を再開する。的確な北朝鮮動向分析が必要。北朝鮮の変化に注目。金正恩委員長の側近・李洙墉(リスヨン)前外相が最高人民会議の外交委員長に。朝日友好親善協会顧問。日朝関係改善に意欲」。

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