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2017年9月12日 (火)

この頃詠みし歌

上野山の彼方に根岸の町あれど越えて行くことのなき日々過ごす

 

山のあなたに幸ひ住むと言はるれど山越えて行くことのなき日々(ひび)

 

逝きませる父母(ちちはは)の声がよみがへる静かなる夜を一人過ごせば

 

シャワー浴び身を清めたる後にして祝詞唱へる日々(にちにち)の朝

 

他人のこと責めたるをみな今日は何と糾弾の庭に立ちて苦しむ

 

にょっきりと雲の中より顔を出す黄色の満月目にさやかなり

 

政争と醜聞続く日々ながら国会議事堂の姿雄々しき

 

義理の叔父腹違ひの兄を殺せし男ミサイル打ち上げ喜びでゐる

 

わが歌をほめてくれたる人の顔遠き過去より甦り来る

 

祭礼の提灯並ぶ根津の町ほのかなる光り人をなごます

 

下町の祭りの宵は提灯が並び灯れる道のゆかしさ

 

夜の更けに佳き人の面影浮かびきて燃ゆるが如きわが心かも

 

目薬をさして眠らむ今日もまた一日パソコンに向かひ過ごせば

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