天皇を祭祀主と仰ぐド道義国家の回復こそが戦後からの訣別である
今日もっとも大切なのは、わが國の道統を重んじ、日本の伝統的文化を大切にする姿勢を取り戻し、祖國日本への限り無い愛と、國民同胞意識を回復しなければならないといふことである。
わが國は神話時代(神代)以来の伝統精神すなはち日本國民の歩むべき道がある。それに回帰することによって現代の混迷を打開すべきである。
日本伝統精神の本質は、自然を大切にし自然の中に神の命を拝む心である。そして祖先の御霊を尊ぶ心である。
わが國の伝統精神における最も大切な行事は祭祀である。祭祀は、自然と人の命を拝み、自然と人の命を大切にする精神の実践である。祭祀が自然を破壊し、人の命を軽んずる現代の状況を救済し打開する原理となると確信する。
天皇は日本國の祭り主であらせられる。天皇はわが國建國以来、常に國民の幸福・世の平和・五穀の豊饒を、神に祈られて来てゐる。稲作生活から生まれた神話の精神を、祭祀といふ現実に生きた行事によって今日ただ今も継承し続けてきてをられる御方が、日本國の祭祀主であらせられる日本天皇である。
天皇は日本国の祭祀主として、新嘗祭、春季皇霊祭、秋季皇霊祭などの多くの祭祀を行わせられている。そしてその祭祀は、自然に宿る神々と皇祖皇宗のご神霊へのお祭りである。天皇は、敬神崇祖の最高の実践者であらせられるのである。
祭祀は、自然を破壊し人の命を軽んずる現代の状況を救済し打開する原理となると確信する。また祭祀は、大自然の荒ぶる神々を鎮める。日本伝統精神の価値は今日まことに大切なものとなっている。天皇を祭祀主と仰ぐ祭祀國家の本姿を回復することが現代の救済である。
天地自然に神の命が生きているという信仰が日本の伝統信仰である。そしてその祭祀主が天皇であらせられる。天皇を祭祀主とする信仰共同体が日本國の本姿である。それを現代において回復することが、大切なのである。これが道義の頽廃が根本原因である現代の様々な危機的状況を打開する唯一の方途である。
日本天皇の「祭祀の精神」を仰ぎ奉ることが、わが國の道義の中心である。祭祀主・日本天皇を中心とする信仰共同體が神話時代以来の日本國の本姿なのである。「戦後」からの真の訣別は、天皇中心の道義國家の本姿を回復する以外にない。
わが國の麗しい山河、かけがえのない道統を重んじ、日本の伝統的な文化を大切なものとする姿勢を取り戻し、祖國日本への限り無い愛と、國民同胞意識を回復しなければならない。我が國は神話時代(神代)以来の伝統精神すなわち日本國民の歩むべき道がある。それに回帰することによって現代の混迷を打開すべきである。 「天皇中心の道義國家」の回復こそが「戦後」からの真の訣別である。
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