« 千駄木庵日乗八月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月六日 »

2017年8月 6日 (日)

 國家的危機状況において國民の愛国心・やまと心を興起せしめねばならない

村田清風の歌

しきしまの 大和心を 人問はば 蒙古のつかひ 斬りし時宗

 

 

 村田清風は長州の人。文化五年(一八〇八)二十六歳にして藩主・毛利齋房の近習になる。藩の制度改革・財政確立・士風作興に功績があり、國學明倫館を建て、江戸藩邸に有備館を建て、學問を振興させた。安政二年(一八五五)に七十三歳で病没。

 

この歌は、本居宣長の

 

しきしまの 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山ざくら花

 

を本歌取りした歌。北條時宗が弘安二年わが國に朝貢(日本が貢ぎ物を差し出して元の属國になること)を求めて来た元の使者を博多で斬った。この時宗の行為を大和心の典型であるとして讃えた歌である。

 

 大和心・大和魂には二つの意義があると考える。一つは、日本民族の持つ包容力・美しさを愛する心である。和魂漢才・和魂洋才の和魂は日本民族の強靱なる包容力のことであろう。もう一つは、勇武の心・桜の花に象徴される散華の心(潔く散る精神)である。

 

 この二つのは全く別なものではなく、清明心(清らかで明るい心)・純粋な心・素直な心・そのままの心として一つである。それは日本民族の本来的持っている魂であり精神である。宣長の歌はこの二つを「朝日に匂ふ山ざくら花」という言葉に結び合わせて歌っていると思う。

 

 日本は今日、中華帝國主義の侵略の危機にさらされ、北朝鮮にミサイルを飛ばされ國民を拉致され、韓國やロシアには領土を取られている。今こそ日本國民全体が愛國心・勇武の大和魂を発揮して國難に当たるべき時である。

 

 國家的危機状況において國民の愛国心・やまと心を興起せしめねばならない。本居宣長・村田清風・眞木保臣・吉田松陰のような日本民族の本来的な清明心・尊皇精神に立脚した大和魂を発揮しなければならない。

                  

 眞木保臣

 

 おほ山の 峯の岩根に 埋めにけり 吾が年月の やまとだましひ

 

 吉田松陰

 

 かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂

|

« 千駄木庵日乗八月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月六日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/65625617

この記事へのトラックバック一覧です:  國家的危機状況において國民の愛国心・やまと心を興起せしめねばならない:

« 千駄木庵日乗八月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月六日 »