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2017年2月10日 (金)

この頃詠みし歌

 

とことはに日の本の國を護りませとただに祈れりみささぎの御前(月輪陵)

 

月輪陵を拝ろがみまつる冬の朝 皇御國(すめらみくに)に生れし喜び()

 

清らなる御寺泉涌寺の参道を歩み行く時に心かしこまる

 

御歴代のすめらみことの神霊が鎮まりまします御寺尊し

 

すめらみことの御霊鎮まる泉涌寺今日も静かに清らけきかな

 

孝明天皇みささぎの御前に佇みて皇國彌榮を祈りまつれり(孝明天皇御陵)

 

手を合はせ拝ろがみまつるみささきに孝明天皇は鎮まりまします()

 

國難を打開せんとてひたすらに祈りたまひし大君を偲ぶ()

 

大空の澄みわたる下いにしへのすめらみことの御霊拝ろがむ()

 

登り来し山に鎮まりましませるすめらみことの御霊拝ろがむ()

 

國のため命捧げし志士達の御墓辺に立つ時のかしこさ(霊山官修墳墓)

 

討たれたる志士達の名が刻まれし御墓拝めば悲しかりけり()

 

霊山に登りて拝む志士の御霊 維新回天の大いなる歴史()

 

清々しき思ひするかも広らなる平安神宮の神域に立ち(平安神宮)

 

              〇

 

黒きコートまとひて歩く冬の街 魔法使ひか怪盗ルパンか

 

見事にも壊れし眼鏡わが足に踏みつけられし後の惨さよ

 

やがて来る春といふ季節 桜花爛漫咲き盛る景色眼に浮かび来る

 

佳き友が傍らにゐて酌み交はす酒は佳き酒酔ひも佳き酔ひ

 

目的を果たし得ずしてすごすごと家に帰り来し今日の悲しみ

 

討論の途中で一杯のコーヒーをすすればややに心やすらぐ

 

過去の日々に悔い多けれど仰ぎたる空にきらめく星は美し

 

老いて太りし猫がゆっくりと歩み行くわが町千駄木の路地裏風景

 

墓所への道花を抱へて歩めれば冬の日の午後の日影柔らか

 

幼馴染みと挨拶交はしお互ひの親の安否を尋ね合ひたり

 

一杯のコーヒーを飲み霧島昇の歌口ずさみやすらひてをり

 

つまらなき歌並びゐる短歌雑誌やまと歌の道衰へ行くか

 

何時も無口な人が突然喋り出す酒といふものを呑み出せし後

 

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