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2017年1月14日 (土)

日本こそ『強盛国家』にならねばならない

国家をグローバルな枠組みに従属させ、各国からナショナルなアイデンティティーを剥奪する動きが続いてきた。これに対する反発が世界各地域で起こっている。イギリスのEU離脱、トランプ大統領の登場、ドゥテルテ大統領の登場など、グローバル対ナショナルという構図が成立し、後者が前者に選挙で競り勝つという現象が世界各地で起こっている。こうした事態に日本は如何に対処し、如何なる立ち位置に立つべきであろうか。

 

アメリカという国は、わが國に対して、爆撃すれば相手が屈服すると思って、原爆投下・焼夷弾投下などの空爆を敢行し無辜の民を殺戮した。いくら日米同盟が大事だとは言っても、この事は忘れてはならないと思う。

 

アメリカのご都合主義に振り回されてきたのが戦後日本である。日本を二度と再びアメリカに刃向かわせないようにするために、「占領憲法」を押し付けたのに、朝鮮戦争が始まり共産国家との対決が激化するや、再軍備を迫って来た。「現行占領憲法」がある限り、日本は独立国家ではないし対米自立はあり得ない。

 

日米安保体制の枠内で憲法九条がどうの、安保法制がどうの、といったことを議論する時代は去ったと思う。日本は米国に軍事でも経済でも依存しない「偉大な国」になれば良いのである。わが国がアメリカと対等の立場に立ち、言いたいことが言える国になるためには、自主防衛体制を確立し、自主憲法を制定し、真の独立国家として再生しなければならない。

 

アメリカからの自立と共産支那の排除が必要である。その前提は、戦後体制の打倒である。自主防衛体制確立・対米自立・対共産支那の圧迫の排除とは「日本の核武装」である。最近、トランプ氏の登場で、核武装論議が起っている。日本は核武装すべきだが、トランプと雖も許さないであろう。米軍部が猛反対すると思う。アメリカは、日本がアメリカの軍事的保護下にいるのならいいが、日本が核武装をすると、あの真珠湾攻撃のようにアメリカに撃ち込んでくるのではないかという恐れを今も持っていると思う。

 

ただし、不本意ではあるが、共産支那・北朝鮮による軍事的脅威を受けている日本は、今はアメリカを敵に回してはならないと思う。それこそ共産支那の思う壺である。わが国が核武装し、自主防衛体制を確立するまでは、日米軍事同盟は必要である。この矛盾からいかに脱却するかが問題なのである。

 

戦後日本の復興は、アメリカの占領政策が成功したからではない。明治大正世代の日本人が優秀だったから復興したのである。日本人の血のにじむような努力で復興を遂げたのである。むしろアメリカは日本を弱体化しようと様々なことを行ったのである。

 

私は、ベトナムという国を見直している。フランスと戦い、アメリカと戦い、共産支那と戦い、屈服しなかったあの国を日本は見習わねばならないと思う。ベトナム・イスラエル・北朝鮮は大国ではないが、それなりの力を持ち、支那やロシアやアメリカの言いなりにならない。日本はこの点は見習わねばならない。支那・ロシア・アメリカの言いなりにならない国にならねばならない。

 

一方、共産支那は今や軍事大国・侵略国家の顔を持っている。日本に公害・自然保護対策などの協力をしてもらいたい時には開発途上国の顔を使い、わが國の領土や資源を奪おうとする時には、軍事大国・侵略国家としての顔をして迫ってきている。

 

共産支那は「日中国交」樹立時には、「ソ連は覇権国家だ」と主張し、日米安保も容認し、わが國の北方領土返還要求を支持していたが、日本の経済技術援助のお蔭で経済発展に成功すると、支那自体がアジアにおける覇権国家となり、日本をはじめとしたアジア諸国に脅威を与えている。『恩を仇で返す』とはこのことだ。

 

わが国は共産支那のこうした戦略に毅然とした態度でのぞまなければ、やがて支那の属国になるか、さもなければつぶされる。

 

今後の日本は、いかにして「中華帝国主義」の侵略から祖国を守るかが最大の課題である。「対米自立」の根本に、まず以て日本の敗戦国意識の払拭そして日本の真の自立が確立されなければならない。北朝鮮ではないが日本こそ『強盛国家』にならねばならない。

 

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