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2017年1月10日 (火)

この頃詠みし歌

良き子二人に恵まれしわが妹は六十六歳になりにけるかも

 

重き曲『ショスタコビッチ第五番』自由圧殺の響きとし聴く

 

若き日より聴き来し『白鳥の湖』を今朝も掃除をしつつ聴きをり

 

夕暮の根津権現の神域は静かなりけり清らなりけり

 

敷石を踏みつつ神殿へと歩み行くこの夕暮れの静かなる時

 

拝ろみがて一年のご加護を感謝する夕暮時の根津のみやしろ

 

除夜の鐘を若き僧侶が打つ姿見つつ年越す越前永平寺

 

百八煩悩その一つでも消えよかしと永平寺の鐘を聞きゐたりけり

 

除夜の鐘を聞きつつ参道を歩み行く小雨冷たき越前永平寺

 

仰ぎ見る巨木の命の大いさを身に感じつつ立つ永平寺

 

越前の國一宮の神を拝ろがみて新しき年の出発とする

 

青く美しき日本海を眺めつつ静かなる心となりにけるかな

 

穏やかな日本海を眺めつつ新しき年の平和を祈る

 

青く美しき海の彼方にある國はわが日の本に仇なす國か

 

これほどに喫煙を嫌ふ世の中となりても我は煙草吸ひをり

 

今日もまた母と過ごして『ダンチョネ節』共に歌へば楽しくもあるか

 

寄り添ひて母上の口に食べ物を運べることがわが務めなる

 

息切らし昇り行く坂の上にある母のゐる施設にたどり着きたり

 

心込め文を書く時護りたまふ神を背後に感じゐるなり

 

真昼間の青空は消えて夜となればかすかながらに星がまたたく

 

年賀状で友の健在を知ることが年の始めの楽しみとなる

 

遠く住む友とはもう何年も会ふこともなく年賀状を讀む

 

おろしそば食しつつ逢ひ得ぬ人のことを偲びゐるなり越前の宿

 

知人よりのメールを待ちてゐる時にパソコンを開くことの楽しさ

 

筆を持つ手は何時も活発に動くが嬉し生きてゐる我

 

パソコンのキーを打つ指は忙しなく生きゐる我の命の動き

 

命あることを喜び今日も明日もパソコンのキーをたたき続けむ

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