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2016年11月24日 (木)

深谷隆司氏の文章を紹介します。

深谷隆司氏の文章を紹介します。

 

 

深谷隆司の言いたい放題第696

 「思うこと」

 

 史上最低の不人気候補といわれたアメリカ大統領選挙で、トランプ氏が次期大統領に決まった。暴言の数々で顰蹙を浴びたが、在日米軍の駐留経費の負担増やTPPからの脱退など、特に日本にとって不安材料が多い。

そんな中、安倍首相がいち早くトランプ氏と初の会談を持った。会談内要は明らかにされていないが、マンハッタンのトランプタワーの私邸で行われたことや、当選後初めて会った外国首脳が安倍首相だったことなど、新しい信頼関係を構築する上で、良いスタートであったと思う。

 鳥越俊太郎氏は「駆けつけて会うのは、植民地の代表が「よく当選しましたねって行くようなものだ」と批判していた。そんな古い感覚や物言いしか知らないバカさ加減に、知事選惨敗は当たり前と改めて思った。

 「安全保障から経済まで」日米関係は広範である。一層強固な同盟関係を築くよう官民挙げて努力しなければならない。

 

15日、作家の藤原ていさんが死去された。昭和24年刊行の著書「流れる星は生きている」は戦後の大ベストセラーとなり、映画化され話題を集めた。

終戦時の混乱で夫(作家新田次郎、シベリア送り)と離れ離れになって、3人の子どもを連れて満州をさまよい、壮絶な日々の中を生き抜いて故国に引き揚げて来た。その体験は私の場合と全く同じであった。

帰れぬと思った祖国に帰れた喜びに、大人達は日本の大地に頬を摺り寄せて泣いたものだが、そんな情景の中で、私の愛国心は芽生え、やがて政治家になってこの国の為に尽くそうとの志が生まれた。

波乱万丈であった政治生活を終えた今、あの頃の事を全く知らない人々に、1人の「語り部」になって伝えたいと、政経塾等様々な場所で講演を続けている。

 

藤原さんの次男は藤原正彦氏、彼の著書「国家の品格」は武士道精神を説き、ベストセラーになっている。

98歳まで生き大往生となった藤原ていさん、私も長生きしてまだまだこの国の為に精一杯働きたいものと思っている。

 

 

         〇

戦争を体験された方が次第に減って来ている。今日歴史問題で日本ばかりが責められているが、原爆を投下したアメリカと満州・南樺太全千島を侵略し無辜の日本人を殺戮し凌辱した旧ソ連(ロシア)の暴虐は絶対に忘れてはならないと思う。

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