« 天照大神の「生みの御子」であらせられる天皇が永遠に統治される国が日本国である | トップページ | 『第六十五回 日本の心を学ぶ会』のお知らせ »

2016年8月10日 (水)

國體破壊が日本共産党の窮極の目標

共産党の志位和夫委員長は八日、天皇陛下の「ご表明」について、「高齢によって象徴としての責任を果たすことが難しくなるのではないかと案じているお気持ちはよく理解できる。政治の責任として生前退位について真剣な検討が必要だと思う」と述べたという。

 

 

 

國體破壊を窮極の目的とする共産党にこんな発言をする資格はない。日本共産党のみならず、これまで世界中の共産党および共産主義政治組織は、「君主制は資本主義体制の背骨である」としてこれを打倒することを目標としてきた。これは、ロシア革命においてロマノフ王朝を打倒し、皇帝一族を惨殺して以来の恐ろしき体質である。「君主制打倒」「天皇制廃止」こそ、日本共産党の基本姿勢なのである。

 

 

 

日本共産党は、今日においても、天皇を君主と仰ぐ日本國體の破壊を目指してゐる。日本共産党の指導者・不破哲三氏は、「私たちは、目標としては民主主義の精神、人間の平等の精神に立って、天皇制をなくす立場に立ちます。これをどうして實現するかといえば、主権者である國民の多数意見が、その方向で熟したときに、國民の総意で解決する、ということです。これが、天皇制の問題を解決してゆく、道理ある方法だと考えて、今度の綱領に明記したわけであります」「日本の國の制度、政治の制度の問題としては、一人の個人が『日本國民統合』の象徴になるとか、あるいは一つの家族がその役割をするとか、こういう仕組みは民主主義にもあわないし、人間の平等の原則にもあわないと考えています。ですから将来の日本の方向として、どういう制度をとるべきかということをいえば、天皇制のない民主共和制をめざすべきだというのが日本共産党の方針であって、この点に変わりはありません」(平成十六年の日本共産党創立八十一周年記念講演)と述べてゐることによって明白である。

 

 

 

日本共産党の「綱領」にも、「(象徴天皇制は・注)憲法上の制度であり、存廃は将来、情勢が熟した時に國民の総意によって解決される」と書かれてゐる。

 

 

 

つまり、「天皇制は窮極的には廃止したいのだが、今は情勢が熟してゐないので、共産党が権力を握るまではできない」といふ当然至極のことを言ったまでのことである。日本共産党は情勢が熟したら、天皇を君主と仰ぐ建國以来の日本國體を破壊することを目指す政党である。この事には何に変はりはない。「解決」などと言ふ欺瞞的な言葉を使ってゐるが、「廃止する」「打倒する」といふことである。共産党は権力を掌握したら、いはゆる「天皇制」を否定した「共産主義憲法」を制定するのである。

 

 

 

それは、「綱領」の「前文」に「党は、一人の個人あるいは一つの家族が『國民統合』の象徴になるという現制度は、民主主義及び人間平等の原則と両立するものではなく…國民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の實現をはかるべきだとの立場に立つ」と主張してゐることによって明らかだ。

 

|

« 天照大神の「生みの御子」であらせられる天皇が永遠に統治される国が日本国である | トップページ | 『第六十五回 日本の心を学ぶ会』のお知らせ »