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2016年8月11日 (木)

今こそみんなで『元寇』の歌を歌いましょう。

 

 わが国のような海洋国家にとって島嶼は国境線となる。この国境線を定めるのは民族の伝統的生活空間である。ということは、国境線は民族の盛衰(生活力・生命力の強弱)に比例して拡大、縮小するということだ。加えて国境は政治的、軍事的な力量によって大きく変動し、場合によっては他国から侵略され併合される危険もあるのである。したがって平和外交によって領土問題を解決するなどと呑気なことを言っていられなく場合が大いにあるのである。

 

 ある地政学者は「国境は前進する」と喝破したが、これは一面の真理であり、国境の向こう側即ち日本から見るとロシア・韓国・共産支那の国境線がわが国に向かって前進して来る危険があるということである。現実にそうなっている。

 

 しかし、領土侵犯に対して国連が有効な措置をとってくれるわけではない。共産支那のチベット、東トルキスタン侵略支配を見ればそれは明白である。日本と同盟関係にあるアメリカも尖閣問題や竹島問題で日本を支援する保障はない。

 

 要は自助による権利擁護・領土防衛が基本なのである。具体的な何の努力もしないでただ「何処何処は日本固有の領土だ」と外務省が支那大使を呼びつけて権利を主張したところで、相手国の侵略によって権利そのものが消滅してしまう危険があるのだ。

 

 寸土をおろそかにすれば、それは他の領土の喪失につながる。相手の弱みの付け込み、足元を見て、次々に領土権主張を拡大してくるのが、国際社会の常識だ。韓国や共産支那のやり方はまさにそれだ。

 

 情勢が自国にとって不利な時は問題を先送りし、状況が有利になると一方的に自国の主張を押し通すのは、共産支那の外交の常套手段である。

 

 「日中平和条約」締結(昭和五十三年)当時は、旧ソ連の圧力を受け、またベトナムとの関係緊迫のために条約の早期成立を求めていた共産支那は、尖閣問題を先送りすると言明した。ところが、平成四年になって共産支那は“領海及び関連海域法”を公布、一方的にその領有を宣言した。

 

共産支那の一方的な既成事実化を阻止するべきである。わが国としても死活的な国益を守るために相応の決意をすべきである。

日本政府は第一に、島嶼の領有権擁護について確固たる信念を示し、国際世論にそれを周知せしめるべきだ。第二に、領有権擁護のため経済制度、自衛権発動を含む対応措置を策定することである。それによりはじめて領土の保全を確保し得るのである。

 

 「彼の強大さに萎縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に順従する時は、軽侮を招き、好親かえって破れ、ついに彼の制御を受けるに至らん」との西郷隆盛の遺訓は、現在でも外交の基本指針である。

 

 わが国は一個の独立国家として、外国に屈従する事なく、不当な領土権主張のみならず、橋本総理の靖国参拝そして歴史問題についての内政干渉に、勇気を持って対処すべきである。

 

「大人の対応」「理性的」などと言っている状況ではない。侵略者に対しては断固たる対処をすべきである。支那に対して軍事的に日本が劣っているという事は無い。自衛隊高官は「鎧袖一触であり支那の空母など一発で沈めることが出来る」と言っていた。

 

『元寇』は、明治二十五年に発表された軍歌である。作詞・作曲共に永井建子(男性)。文永十一年に続き、弘安四年に九州北部に来襲した元軍を日本がよく防ぎ、「神風」の助けによってこれを撃滅した故事を歌った作品である。日清戦争の折、戦意高揚のために盛んに歌われた。

 

一、(鎌倉男児)

四百余州(しひゃくよしゅう)を挙(こぞ)る /十万余騎の敵 /国難ここに見る /弘安四年夏の頃 /なんぞ怖れんわれに /鎌倉男子あり /正義武断の名/一喝して世に示す

 

二、(多々良浜)

多々良浜辺の戎夷(えみし) /そは何 蒙古勢 /傲慢無礼もの /倶(とも)に天を戴かず /いでや進みて忠義に /鍛えし我が腕(かいな) /ここぞ国のため/日本刀を試しみん

 

三、(筑紫の海)

こころ筑紫の海に /浪おしわけてゆく /ますら猛夫(たけお)の身 /仇(あだ)を討ち帰らずば /死して護国の鬼と /誓いし箱崎の /神ぞ知ろし召す/大和魂(やまとだま)いさぎよし

 

四、(玄海灘)

天は怒りて海は /逆巻く大浪に /国に仇をなす /十余万の蒙古勢は /底の藻屑と消えて /残るは唯三人(ただみたり) /いつしか雲はれて /玄界灘月清し

 

今こそみんなでこの歌を歌いましょう。

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