« 千駄木庵日乗八月十一日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月十二日 »

2016年8月12日 (金)

この頃詠みし歌

ルノワールの美しき絵を眺めつつこの世の平和とやすらぎを祈る

 

その中に入り行きたき思ひする川合玉堂の風景の絵は

 

選挙終り花火はどんどん上がるなり明日は百合の花が咲くらん

 

隅田川に花火はどんどん上がるなり楽しむ人々に幸あれかしと

 

ともかくも野党共闘は敗れたりああ嬉しくも楽しかりけり

 

あれほどに騒ぎ立てたるデモの群れ今は何処に行きしものやら

 

異様なる言葉を吐きし老作家長生きするが良しとは限らず

 

タカ派とて勇ましき事を言ふ男 尊皇精神かけらほども無し

 

鳥越が売國奴なら某作家は國賊なりと思ひつつをり

 

口汚い言葉で他人を貶める男は作家で元都知事なり

 

『平和憲法』といふ欺瞞を信ずる人多くして平和危うし

 

つひにして新しき知事が誕生す『反戦平和』の愚者を落として

 

あなさやけ鳥越敗れて東京の空は真青く白き雲浮かぶ

 

遠くより眺めるのみのスカイツリー何時昇るかはいまだわからぬ

 

東京タワーに昇りし事は今までに一回のみの我にしありけり

 

高いところを恐れる心はなけれどもしいて昇りたしと思ふことなし

 

昭和の帝(みかど)ねむりましますみささぎに友と二人で参り来にけり

 

参道を友と歩めば彼方より知り人夫妻が歩み来にけり

 

静かなるみささぎへの道昭和の御代の激動の歴史偲びつつ行く

 

かしこくも昭和聖帝の眠りますみささぎは今日静かなりけり

 

香淳皇后慈悲の尊顔眼裏(まなうら)に浮かびてかしこしみささぎの御前

 

この夜は様々なことに怒り燃え筆も激しく揺れ動くなり

 

困ったものだと嘆きつつ讀むインタビュー谷口雅宣の戯言ぞこれ

 

明治大帝の御聖徳を偲ぶ館にて御真影を仰ぎまつれり

 

緑なす芝生の上に外つ國の人ら憩へる真夏日の下

 

日の御旗夏空の下にひるがへる明治神宮の広らけき庭

 

日暮里の街はまさしく日が暮れて人らが駅に急ぎ行くなり

 

駅の前に同じやうな店二つあり 幼き頃よりの思ひ出の店

 

根津の坂を下りて行けば三日月がぼんやり浮かぶなつかしさかな

 

太陽は立秋の日に燦々と照り輝きて汗流れ来る

 

手を握り語りゐる母 時々に理路整然とした事を言ふ

 

侵略國家との友好などはさらに無し暴支膺懲の時近づきぬ

|

« 千駄木庵日乗八月十一日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月十二日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/64046093

この記事へのトラックバック一覧です: この頃詠みし歌:

« 千駄木庵日乗八月十一日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月十二日 »