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2016年6月 7日 (火)

『アジア自由民主連帯協議会・民主社会主義学習会』における中村信一郎氏(國體政治研究会代表幹事」)による「民主社会主義運動、その思想戦に末端で連なっての五十余年を回顧する」と題する講演の内容

二月十四日に開催された『アジア自由民主連帯協議会・民主社会主義学習会』における中村信一郎氏(國體政治研究会代表幹事」)による「民主社会主義運動、その思想戦に末端で連なっての五十余年を回顧する」と題する講演の内容は次の通り。

「民主社会主義そして民社党の大部分は尊皇敬神の立場であった。しかし、民主社会主義を深く研究しても、尊皇敬神という思想は出てこない。それよりも共産党との戦いであった。社会主義・自由主義という思想に立っても政治的共同体の文化伝統を大切にするということまでしか言えない。

 

國體の問題に一貫して取り組んできたのは高池勝彦氏と私。高池氏の父親は神職。小学校に入る前から本居宣長の世界に生きていた。高池勝彦・梅澤昇平両氏は掛け替えのない盟友。

 

社会主義の定義は貧富の差の是正。共同体を守っていく。もう一つが勤労の重視。自分の関係者に思いを寄せ楽にするというが『はたらく』いう意味。やまと言葉と欧米語では『労働』という言葉の意味が全く違う。

 

貧富の格差是正と勤労と協同は一体不可分。マルクスレーニン主義は格差是正に一点集中。しかし今日、支那は世界歴史上比類のない貧富の差がある国。日本は江戸時代から貧富の格差が少ない。共産主義国家は貧富の格差是正を大義名分にして、他の二つのキーワード(勤労と協同)を無視。毛沢東は六千万人を虐殺。虐殺に次ぐ虐殺が共産主義の現実。マルクスレーニン主義は社会主義の異端。傍流とも言えない。マルクスレーニン主義は社会主義とは無縁の思想。

社会主義という思想が体系的社会改革運動として人々に知られるようになったのは、英国流社会主義。英国の社会主義は自由主義と一体不可分の関係にある。社会主義の本流である。

 

西尾末広氏は昭和十年代、社会大衆党の活動で、民主社会主義の理念を踏まえた活動をしていた。民主社会主義運動は、昭和二十一年十月に社会思想研究会が創立されたのが出発点。民主社会主義という言葉を正面に立てたのが河合栄治郎の門下生が創立した社会思想研究会。河合栄治郎は戦闘的自由主義者。社会主義・自由主義の正統なる思想を普及して行くということで社会思想研究会は結成された。西尾末広は戦前からの政治活動の遺産を踏まえつつ民主社会党を結成。民社党の支援組織として全日本労働総同盟が出来た。民主社会主義思想は今後も維持されていくべきと思う。歴史的連続性の共同体を維持していくことがとても大切。『神ながらの道』を党の綱領に表わしていく。日本の國體を守っていく」。

ペマ・ギャルポ氏が挨拶し次のように語った。「アジアには自由も法の支配も無い国がある。中国共産党は共通の敵である。中村信一郎氏にはお世話になった。原稿を書かせていただいた。これからの我々が目標とすべきものは民主社会主義。『中華人民共和国』の国家の中身は崩壊しつつある。汚職摘発は特定人物の追放」。

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