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2016年6月10日 (金)

この頃詠みし歌

遠き日に父と共に観に行きしバンビといふ映画の懐かしきかも

 

天津祝詞唱へてすがしき初夏の朝 いのちの力もりもりと湧く

 

般若心経誦してなごめるわが心 観世音菩薩の慈顔仰ぎて

 

オバマさんはやはりともがらと思ふなり白色人種とは違ふ大統領

 

大君に深々と頭を下げにけるオバマ大統領は親しかりけり

 

チャルメラの音聞かなくなりしより幾歳たちしか 懐かしきかな

 

届けられし花を飾れば仏壇の父の遺影も喜ぶ如し

 

何回も同じきことを聞く母に同じ答へを繰り返しゐる

 

雄叫びゐる老闘士の姿顕()ちて来る 数寄屋橋公園に夕陽まばゆし

 

燃ゆる火の激しさを見つつ我もまた燃ゆるがままに生きゆかむとす

 

丘の上に我が入るべき墓はあれど 子孫のこさざるは何とさみしき

 

飢餓といふことは知らずに生きて来て 父母とこの國に手を合はすなり

 

我こそは日本男児よこの國に力強くぞ生きてゆかなむ

 

胃を守り健やかなれと祈りつつ大食をひかへるこの頃の我

 

熊野なる川の流れにそひて行きし 旅はとことはに忘れ得ぬかも

 

逢ひたしと切に思へどその女(ひと)はいよいよ遠くなりゆきにけり

 

関東には琵琶湖なきゆゑ水不足となること多し 雨よ降れ降れ

 

メティアを挙げて舛添攻撃 これをしも魔女狩りと言ふは正しきや否や

 

これほどまでに責め苛まれても都知事の地位にすがりつかんとするあはれさよ

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