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2016年6月 8日 (水)

亡國勢力による天皇及び皇室の尊厳性の冒瀆を根絶しなければならない

 日本國存立の基礎は、神聖君主・天皇の御存在である。日本民族が天皇及び皇室を尊崇する精神を喪失し、天皇の神聖性・尊厳性が冒される時、日本國は崩壊の危機に瀕する。皇室の危機はとりもなおさず國家の危機である。

 

 大東亜戦争の敗北後、占領軍によって行われたいわゆる「民主化」そしてその後続けられた左翼革命勢力による國家破壊策謀は、今日の日本の國を亡國への道を歩ましめている。その最大のものが、「天皇の尊厳性の破壊」という策謀である。

 

 天皇を中心とした日本國の國柄を破壊せんとする勢力は、天皇及び皇室への國民の篤い尊崇の心を破壊するために、皇室の尊厳性・神聖性を失わしめるために巧妙にして陰湿な画策を続けている。否、続けているどころか益々活発化している。

 

 マスコミの「皇室報道」の不見識ぶり・不敬姿勢は、天皇及び皇室の神聖性・尊厳性・権威を破壊しようという意図によって行っているとしか思えない。余りにもおそれ多いのでここでいちいちその具体例を挙げることは差し控えるが、言葉に言い表せないほどの憤りを覚える。

 

 それにしても『朝日新聞』というのは許し難い新聞である。発行日を西暦を主にして元号を括弧の中に書くようにしたのは『朝日』が一番先である。また皇室への敬語も一切使っていない。このように『朝日』は反皇室・反日本的姿勢の新聞であり、民族の敵・現代の朝敵と断じても何ら間違いではない。

 

 ところが『朝日新聞』は何か御皇室に慶事など重大行事があると、『御写真集』や特集を組んだグラフ雑誌などを発行するのだ。これは『朝日新聞』が皇室尊崇の念を持っているのではなく、明らかに営利至上主義に基づくものである。

言葉を乱すことによって日本國體を破壊せんとしている亡國マスコミ

 

 『朝日』などのマスコミが皇室への敬語・尊敬語の使用を止めたのは、國民の皇室への尊崇の心を喪失せしめるための策謀である。「天皇皇后両陛下」「皇太子同妃両殿下」と書くべきなのに、「天皇ご夫妻」「皇太子ご夫妻」と書いている。ひどいのになると「天皇夫妻」と書いている(『週刊現代』など)。

 

 さらに「皇室」に対し奉り、「天皇御一家」とか「天皇家」と申し上げるのは慎むべきである。なぜなら、天照大神の後裔であらせられ、「姓氏」を持たれない「御皇室」は普通一般の「何某家」ではないからである。

 

田尾憲男氏は、「天皇は日本國の永遠性の象徴であり、日本民族の誇りなのです。そういう『特別の御存在』に対して、敬意の表現としての敬語を用いるのは、伝統的な國民感情に基づいた言葉づかいとして当然……日本國と日本國民の『象徴』をおとしめることは、自分たちをおとしめることにほかなりません」(昭和聖徳記念財団発行『昭和』十二月十日号)と論じている。同感である。

 

わが國は古来言葉を大切なものとして来た。萬葉集には「言霊の幸ふ國」「言霊のたすくる國」と歌われている。また『聖書ヨハネ伝』には「言葉は神なりき」とある。「言葉の乱れは世の乱れ」とも言われる。   

 

 言葉は単なる意志伝達手段ではない。文化そのものであり人間の生活そのものである。その言葉を乱すことによって日本國體を破壊せんとしているのが『朝日』などの亡國マスコミ・反日マスコミなのである。

 

 「開かれた皇室」などということを何時頃誰が言い出したか知らないが、これも、天皇の及び皇室の尊厳性を破壊することを目的とした巧妙なる策謀である。「開かれた皇室」とは、「皇室は神秘のベールに包まれるべきではない」「皇室の関する公私にわたる情報は全て公開せよ」「皇室は國民ともっと自由に接触せよ」ということなのだろう。 

 

 日本國民は古来、信仰共同体・祭祀國家日本の祭祀主であられる天皇を神聖なる御存在と仰いできた。これを現御神信仰という。そしてこの信仰は、日本伝統信仰の中核である。「神秘のベール」を取り除くということは、天皇の祭祀主としての神聖なる御本質を否定することになる。天皇の神聖性の保持と「開かれた皇室論」とは絶対的に矛盾する。

    

 亡國勢力による皇室批判、というよりも皇室への罵詈讒謗・悪口雑言の根絶に最大の努力をしなければならない。政府及び宮内庁の行政努力だけで天皇・皇室の尊厳性・神聖性を冒する言動を抑止し得ない場合は、「皇室の尊厳保持法」の制定が必要である。

 

 日本國建國以来の、天皇及び皇室への國民の仰慕は、法律や權力によって強制されたものでない。しかし、日本國内に巣喰う反日本勢力の「國體破壊」「反皇室」策謀が愈々益々活発になり、それが國家の現在及び将来に重大な影響を及ぼす時代になっている今日、政府及び宮内庁は、天皇及び御皇室の尊厳性をお護りする具體的処置をとるべきである。

 

 ただしこのことによって、天皇及び皇室と國民とを離間せしめるようなことになってはならない。あくまでも天皇及び皇室の尊厳性・神聖性を否定し冒する行為、そして皇室への罵詈讒謗・悪口雑言を抑止することが目的である。天皇及び日本國體に関する真摯な論議や研究を權力や法律によって抑圧することが目的ではない。

 

 ともかく、尊皇精神・勤皇精神が希薄になればなるほど、日本國民の道義心・倫理感が希薄になる。なぜなら、天皇は、日本國民の道義感・倫理感の鏡であるからである。皇室への尊崇の念の希薄化と今日の日本國民の道義心の低下とは相関関係にあると考える。

 

 ともかく、日本民族が尊皇精神を喪失した時、日本國は崩壊の危機に瀕する。亡國勢力による天皇及び皇室の尊厳性の冒瀆を根絶しなければならない。

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