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2016年5月24日 (火)

荒木和博氏の正論

 

敬愛する荒木和博氏の正論を紹介します。

            ○

「専守防衛の虚像

 

 何度かこのメールニュースでも書いていますが、今あらためて色々調べていることがあり、「専守防衛」という戦後日本の国防方針がいかに虚構に満ちたものかを痛感しています。

 

 平成8(1996)韓国で日本海側の江陵の海岸に北朝鮮潜水艦が座礁した事件がありました。第一発見者は海岸沿いの道路を走っていたタクシーの運転手でした。2年後の平成10(1998)には北朝鮮潜水艇が漁網に引っかかって鹵獲(ろかく)されるという事件がありました。どちらも韓国軍ではなく民間人が見つけたので、当時韓国軍は警戒を怠っていたのではないかと批判されています。

 

 しかし現実には日本より遥かに短い韓国の海岸線で、しかも自衛隊の倍以上いる韓国軍が警備しても浸透を完璧に防ぐのは不可能です。いわんや日本においておや。米国の海岸線の約2倍ある日本の海岸線が水際で守れるわけがありません。

 

 その前提で考えると専守防衛というのは、要は敵が攻めてきたら国土を戦場にして民間人を巻き添えにして戦う、つまり沖縄戦のような戦い方をするということです。それがとりあえず成り立ってきたのは、実は専守防衛ではなく、米軍という、こちらが手を汚さなくても威嚇をしたり報復してくれる(はずの)存在があったからです。

 

 その虚構の中では北朝鮮工作員の浸透、そして拉致を防ぐことなど、どんなに警察や海保、自衛隊が頑張ったとしても物理的にできるはずはありません。国民を守るためには憲法にどう書いてあろうと威嚇や報復が必要です。そうしなければこれからも拉致の被害は続く可能性があります。拉致でなくても、あるいは北朝鮮でなくても主権と国民の人権は侵されるでしょう。何十年続いてきたものであったもごまかしは正さなければならないと思います。」

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