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2016年5月13日 (金)

『第九八回・東京財団フォーラムトランプは生き残れるのか?米大統領予備選の行方』における登壇者の発言

二月一日に開催された『第九八回・東京財団フォーラムトランプは生き残れるのか?米大統領予備選の行方』における登壇者の発言は次の通り。

久保文明(東京財団上席研究員・アメリカ大統領選挙分析プロジェクトリーダー/東京大学法学部教授)「民主共和両党に予想外なことが起きている。クリントンが指名を勝ち取るのが五分。サンダースが上になっている。トランプは人目を引く。言ってはいけないことを言う。暴言を言う度に支持率が上がる。不動産で成功。テレビタレント。トランプ現象を支えるのは格差問題。共和党に対して『約束したけれど何もやってくれない』という不満がある。不法移民に対して不愉快な思いを持っている人がトランプを支持。イスラム教徒の移民を阻止するとまで言った人はいない。既成の共和党政治家への不満を吸い上げている。『メキシコとアメリカの間に壁を作る。二千年前に中国が出来たのだからアメリカにも出来る』と言った。冗談みたいな人だがシリアス。氏名を勝ち取る可能性あり。アメリカの排外主義的部分を見ることになる。過小評価できない。共和党・民主党の支持者は相当違う価値観を持っている。共和党は白人。民主党は多民族。場所によっても違う。民主党は若い人。共和党はそうではない。共和党には、イスラム教徒全面入国禁止に賛成する人が五十%。エリートらトランプに反感を持つ人が多い。」。

 

西川賢(津田塾大学学芸学部准教授)「共和党には、キリスト教的価値観を持つ原理主義的右派がいる。経済的原理主義者もいる。そして保守本流がある。トランプは第三極。極端な保守的主張と極端なリベラルな主張がないまぜになっている。大衆迎合的なポピュリスト。共和党は三つ巴の戦い。トランプの支持層は危うい均衡を保っている。社会に対して不満を持っている人が相当な数に上ることが浮き彫りになった。共和・民主両党のどちらがそれを取り込めるのか。サンダースはソシャリストと言うことによってその斬新さか若者に受けている」。

 

前嶋和弘(上智大学総合グローバル学部教授)「クリントンは生き残れるのか。サンダースは若者の熱狂度が高い。サンダース旋風でまさかが起こるかもしれない」。

 

飯塚恵子(読売新聞編集局国際部長)「イスラム教徒が五百万人いる。アフリカ系のアメリカ人がキリスト教からイスラム教に改宗している。ヒスパニックも増えている。これは長期的潮流となる。古き良きアメリカが崩壊しつつあるという不安がある」。

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