『笹川平和財団 日米交流事業主催 講演会地域の視点、市民の視点から読み解く日米関係の今』における登壇者の発言
〇十一月十六日に行われた『笹川平和財団 日米交流事業主催 講演会地域の視点、市民の視点から読み解く日米関係の今』における登壇者の発言は次の通り。
サトゥ・リマイェ氏(イースト・ウエストセンターワシントンD.C.事務所長)「アジアは抬頭して来る。アセアンの中で二つの重要な国は、日本とオーストラリア。一九六五年のアメリカ移民法でアジアからアメリカに多くの人が入って来た。二〇五〇年にはアジア生まれの人がアメリカで最大の集団になる。日米関係はかなりエキセントリックな面が出て来た。両者の関係は衰退していない」。
ブルース・ストークス氏(ピュー・リサーチセンター国際経済世論調査部長)「議論を刺激し、交流を活発化させる。日本人もアメリカ人もお互いに信頼している。中國に対する信頼を欠如している。日本では七パーセント、アメリカでは三〇%しか中国を信頼していない。日本でアメリカ人は中国は不公正と思っている。昔は、日本が不公正と思っていた。悪者は一国。中國の抬頭で、日本との経済軍事関係が重要になっている。中國という存在があるので、日本の存在感が増している」。
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