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2016年2月25日 (木)

韓國に口約束なんか通じるはずがない。大統領が代ればまた謝罪要求をして来る危険がある

産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏は、『サピオ』三月号で次のように論じている。

 

「過去の財産や権利などに関わる〝補償〟について、条約で『完全かつ最終的に解決された』宣言し合った(日韓請求権協定)にもかかわらず、韓国は慰安婦問題や徴用工問題を持ち出し補償請求を蒸し返してきた。慰安婦問題は昨年末の合意で『最終的かつ不可逆的に解決』と発表されたが、条約でさえ守られなかったのだから、政権が変れば合意発表という〝口約束〟を無視することなど簡単であろう。貴稿竹島問題もそうだ。国交正常化にあたって、『未解決をもって解決』という棚上げ・現状維持で了解し合った。いわば『静かな外交』を約束したのだ。ところがその後、金泳三政権は島に埠頭を建設して現状維持変更を強行、さらに盧武鉉政権は民間人の往来を自由化して島を観光地化し、李明博政権になるとついに大統領自ら島に上陸してしまった。…外交的裏切りの連続である。…今回の慰安婦問題合意に対し、野党陣営は『屈辱外交』と言って早くも破棄や最高賞を叫んでいる。二年後の政権交代では、その野党による政権が誕生する可能性は五〇%はある。野党の体質では政権を握った場合、反日情緒への迎合と愛国パフォーマンスで〝新たな裏切り〟に走ることは十分ありうる」。

 

同感である。そもそも韓國に口約束なんか通じるはずがない。大統領が代ればまた謝罪要求をして来る危険がある。

 

韓國は、わが國の主権回復を承認する「サンフランシスコ平和条約」発効直前の昭和二七年一月、韓國が海洋資源を独占し、領土を拡張するため、島根県・竹島を取り込んで、一方的に公海上に引いた軍事境界線・排他的経済水域「李承晩ライン」を引いた。これは、國際法上全く不当不法な行為であった。韓國警備艇は、「李承晩ライン」の外側を航行中の日本漁船までも襲撃し、無辜の日本漁民を拉致して釜山港へ連行し、残虐な拷問を加え、自白を強要し、一方的な判決を言い渡した。そして日本漁船を多数強奪した。昭和四十年に「日韓基本条約」「請求権・経済協力協定」「日韓漁業協定」が締結されるまでの間、韓國の不法行為により投獄された日本漁民は三九二九人にのぼり、拿捕時の攻撃による死傷者は四十四人、物的被害総額は当時の金額で約九十億円にも上る。にもかかわらず、韓國は現在に至るまで謝罪も補償も一切していない。わが國政府は、韓國政府に対して「李承晩ライン」問題について謝罪と賠償を強く求めるべきだ。また、韓國民による靖國神社に対するテロについても謝罪を求めるべきだ。韓國政府がこれを拒否したら、今回のいわゆる「従軍慰安婦問題」についての「合意」なるものを反古にすべきだ。

 

さらに、「日本政府は、『従軍慰安婦の強制連行に日本軍が関与した』ということを事實と認め、謝罪した」ということが世界の共通認識になる。慰安婦像は撤去されず、金を取られ、ユネスコの記憶遺産に慰安婦問題の関連資料の登録を申請される。台湾に蟠踞する國民党政権まで尻馬に乗って「いわゆる従軍慰安婦問題の解決に向けた日韓両政府の合意を受け、台湾も日本に賠償などの交渉を改めて求める」という方針を示した。

 

そもそも何故なぜ我が國外相が韓國に行かなければならなかったのか。支那や韓國にバカにされ、甘く見られ続ける日本は一体どうなるのか。日本政府は、韓國大統領・外相を日本に呼びつけて、竹島からの撤退と謝罪と賠償、李承晩ライン問題の謝罪と賠償を要求せよ。それこそ「積極的平和主義」であり「戦後レジームからの脱却」だ。

 

 

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