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2016年1月18日 (月)

『第十二回日本酒で乾杯推進会議総会・フォーラム』における登壇者の発言

十月一日に元赤坂の明治記念館で開催された『第十二回日本酒で乾杯推進会議総会・フォーラム』における登壇者の発言は次の通り。

石毛直道国立民族博物館名誉教授(代表挨拶)「日本酒は日本文化を象徴するお酒。日本酒はすっきりとして純粋を追求して来た。元旦はお屠蘇から始まる。結婚式では三々九度の盃が行われる。神に供えるのも日本酒。神に捧げたお酒をいただく。神と一緒にお酒をいただく」。

 

松崎晃治小浜市長「若狭の国小浜は御食國(みけつくに)。古来皇室に食べ物を献上して来た。日本は稲作中心の食文化を育んできた。米からつくる餅と酒は大切なもの。酒蔵が全国的には減少している。小浜では酒づくりが進められている。五つの市民グループがある。三月十二日に奈良東大寺二月堂で行われる『お水取り』に先がけて、毎年三月二日に小浜市神宮寺で『お水送り』が行われる。自然を神と拝み、神と同じ酒をいただく。五穀豊穣を祈る。多くの人々に日本の心を伝えたい」。

 

神崎宣武氏(民俗学者)「日本酒とは清酒のことと理解している。私は吉備高原の神社の神主(注・岡山県宇佐八幡神社宮司)。お神酒をあがらぬ神は無し。供えた酒をいただくのが直會」。

 

大原弘信正暦寺住職「私のお寺は酒蔵免許を持っている。正暦寺は日本清酒発祥の地であると言われる。お酒の良い所は水が良い所。お酒を守ることは川の水の美しさを守る事になる。」。

 

高田公理武庫川女子大学名誉教授「十月一日は新酒づくりの元日。昭和五十三年に十月一日が『日本酒の日』になった。昭和十九年生まれの私は小学校一年生の時、父から『そろそろお酒の稽古ををせないかん』言われて御猪口一杯呑んだ」。

 

辻麻衣子辻本店杜氏「私は真庭の酒蔵の娘。『女子供は蔵に入るな』と言われて育った。二十歳になってお酒を呑み始め、こんなにおいしい飲み物が日本にあったのかと思い、酒造りに興味出て、大学の冬休みに一週間蔵に入り、私の人生は変わった。酒と水が毎日変わっていくのを見て、絞ったお酒を呑むことが出来る。素晴らしいお酒を呑める。一生の仕事になりました」。

 

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