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2015年12月 1日 (火)

靖国神社について

最近、靖国神社に関して、不穏な動きが活発化している。

 

靖国神社については、①戦没者の慰霊顕彰は、日本伝統信仰たる神道祭式で行なわれなければならない、②靖国神社は普通一般の『宗教法人』とは全くその性格を異にする、③大東亜戦争はわが國による一方的侵略戦争ではなかったし、わが国には「戦争犯罪人」は一人も存在しない、という三つの原則は絶対に曲げてはならない。

 

靖国神社は、オウム真理教や創価学会などの一般の宗教法人とはまったく性格を異にする。神社神道の否定は、わが國體の否定である。

 

國家民族のために一身を捧げた護國の英霊を、わが國伝統祭式によって靖國神社に公的にお祭りし慰霊し顕彰し感謝の誠を捧げることが、「政教分離」の原則に違反するなどという批判は全く誤りである。「政教分離」とは一神教國家における特定の教団宗教と政治権力の結合による信教の自由の侵害を防ぐための<原則>であって、「國家及び自治体」と「宗教」とを全く無関係にするという<原則>ではない。

 

わが国には戦争犯罪人は日本には一人もいない。「戦争責任」と「戦争犯罪」とは全く異なる。東條英機氏らを裁いた「極東軍事裁判」はその名の示す通り「軍事裁判」なのであり、日本人自身による公正な裁判では決してなく戦争行為の継続であり、敵国の復讐であったのである。そこにおいて絞首刑の「判決」を受け執行されたということは文字通り戦死であり殉難である。日本には戦勝国の復讐の犠牲者・殉難者は存在しても、唯の一人も「戦犯」は存在しない。「極東軍事裁判」なるものの「判決」により処刑された方々を殉難者・戦死者として靖国神社にお祭りするのは当然である。

 

我々日本人が「A級戦犯」という呼称を使うことは絶対にやめるべきである。「A級戰犯」といわれる人々は、人類の貴重な法文化たる法原則=「罪刑法定主義」の原則に全く反して被告を断罪した「東京國際軍事裁判」、つまり、裁判とは名ばかりの非常に野蛮で公平性を全く喪失した戰勝國による一方的な報復の場=復讐劇において、「有罪」と断罪され、「絞首刑」に処せられた人々である。わが日本においては「昭和殉難者」と称するべきである。

 

「平和と人道に対する罪=侵略戰争遂行の犯罪」「共同謀議の罪」という罪名を勝手に作り、勝者が敗者を問答無用的に断罪した「東京國際軍事裁判」は、“法の真理”に照らして完全に間違ったものであった。 さらに言えば、日本に原爆を落し東京大空襲を行ったアメリカの指導者・マッカーサーやトルーマンも戦争犯罪人として処罰されるべきだったのである。

 

東条英機氏等のいわゆる「戦犯」は勝者による形だけの「裁判」で敵国により復讐され殺されたのである。東条英機氏等十四人の人々を「絞首刑」に処した戦勝国こそ「人道に対する罪」を犯したのである。同じ日本国民として東条氏を戦死者・殉難者として靖国神社に祭らねばならぬのである。それが日本人の道というものである。

 

戰勝國は、復讐のためにいわゆる「戰争犯罪人」を捕らえ「裁判」にかけたのである。戰勝國による復讐の軍事裁判は、戦争行為の継続である。ゆえにそこで処刑された人々はまさしく戦死者である。

 

また「極東国際軍事裁判」は見せしめのためのリンチであった。そして、わが國に「侵略國家」の汚名を着せそれを全世界に宣傳したのである。

 

「A級戰犯は靖國神社に祭られてはならない」とか「A級戰犯が祭られている靖國神社に総理大臣が参拝するのは侵略戰争を讃美することになる」などという議論は、戰勝國が行った無法な「軍事裁判」即ち非人道的にして残虐無比な復讐を肯定することとなる。

 

「昭和殉難者」は、まさに英靈であり戦没者である。靖國神社に祭られている英靈は、今日唯今もわが國をお護り下さっている。

 

昭和二十八年、わが国政府は当時の国会の決議を踏まえて戦勝国即ちかつての敵国の言う「戦争犯罪人」を戦死者と認定しその遺族に「戦没者遺族等援護法及び恩給法」の適用を通達した。いわゆる「戦犯者」は戦没者であるというのは国家意思と言っても良い。今になって外国からの干渉に怯えて「戦犯」は戦死者ではないから靖国神社に祭るのは間違っているなどと言うのはまさしく歴史への冒瀆である。

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