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2015年9月19日 (土)

「安保法制」に反対する輩は、その意図はどうあれ、結果的に日本を共産支那の属国にしようとしているのだ

最近お会いしたある有識者の方か聞いた話を記します。

 

「中華帝国主義は海に進出してきている。日本は史上最大の危機に直面している『安保法制』は日本国民が一体となって推進しなければならない。それなのに民主党は反対している。日本国を亡ぼそうとしているとしか思えない。

 

専守防衛では駄目。集団的自衛権を行使すべし。アメリカとの連携をより強化すべし。近代になって栄光の地位から転落した中国は、中華帝国を再建しようとしている。

 

共産中国は、チベット・朝鮮を侵略し、ベトナム、ソ連、インドと戦争した。しかし領土拡大には失敗した。鄧小平は、経済を成長させて軍事力を強化した。西側から資金と技術をかすめ取った。一番騙されたのは日本。中国は第二の経済大国になり、軍事大国になった。日本のお蔭で経済発展したのに、日本に侵略の牙を向けて来た。天安門事件以来の、国民の共産党独裁体制への批判をかわすために、反日を煽った。

 

軍事面では、大陸志向から海洋進出に切り替えた。習近平政権は海洋進出の集大成を行おうとしている。これは華夷秩序の海洋版である。こうしたことに日本はどう対処するのか。このままでは日本は中国の属国になる。日本はアメリカとの軍事同盟を強化し、中国の侵略の危機をさらされている東南アジア諸国と手を結んで、中国の野望を粉砕すべきである。

 

北朝鮮と共産中国の体質は同じである。権力闘争に負けると、銃殺か終身刑。

 

中国経済はおかしくなっている。中国は内部崩壊する可能性はあるが、その前に海外に向かって暴発する危険が高い。ロシアは本心では中国を嫌っている。ロシアの収入源であるエネルギーの価格がどんどん落ちている」。

 

同感である。孫文は、大正十三年(一九二四)十一月二十八日、神戸高等女学校において神戸商業会議所外五団体に対して「大亜細亜問題」と題して行った講演で、「貴方がた、日本民族は既に一面欧米の覇道の文化を取入れると共に、他面アジアの王道文化の本質をも持って居るのであります。今後日本が世界文化の前途に対し、西洋覇道の鷹犬となるか、或は東洋王道の干城となるか、それは日本国民の詳密な考慮と慎重な採択にかかるものであります」と語った。


 しかし、今日アジアで覇道精神を実践し、軍事的拡張と侵略を行ってゐるのは共産支那である。さらに、五族共和どころか各民族を抑圧してゐるのは漢民族である。今日の共産支那には東洋王道精神もないし、仁義も道徳もない。

 

今日、東アジアにおける最大の覇道国家・侵略国家は支那である。清帝国は、東トルキスタン(新疆ウイグル)、チベットなど周辺諸民族を侵略、征服、蹂躙した。「中華人民共和国」=共産支那は、清帝国が侵略によって獲得した領土をそのまま継承するのみならず、さらに領土拡大とアジア支配を目論んでいる。共産支那建国以来、「朝鮮戦争」・「ベトナム戦争」・「中印戦争」・「チベット侵略」・「中ソ国境紛争」・「中越戦争」など十七回も対外戦争あるいは武力行使を行った。チベット・ウイグル・内モンゴルを植民地支配してゐる。

 

今日、支那を武力攻撃しようとしている国などは存在しないのに、共産支那は軍拡を続けている。日本及び台湾そしてアジア全域への侵略・覇権確立を目論んでいるからである。

 

共産支那帝国は一九九二年、「中華人民共和国領海法及び接続水域法」を制定し、東シナ海の尖閣諸島から南シナ海の島々まですべて支那の領海だと勝手に決めてしまった。日本、韓国、台湾、アセアン諸国と係争中の東シナ海、南シナ海の大陸棚、西沙諸島、南沙諸島の領有を、一方的に宣言した。とりわけ許し難いのは、わが国固有の領土たる尖閣諸島の領有をも一方的に宣言したことだ。

 

かつて共産支那は理不尽にも、「ベトナムは小覇権主義国家だから懲罰する」とか言って、武力侵攻を行った。それと同じように、状況が整えば、「台湾を取り戻す」「解放する」と言って台湾に、「尖閣及び琉球を解放する」と言ってわが国に、軍事侵攻を行う危険性がある。

 

「安保法制」に反対する輩は、その意図はどうあれ、結果的に日本を共産支那の属国にしようとしているのだ。

 

わが国は今日、中華帝國主義による侵略の危機、ロシアによる北方領土=南樺太全千島不当占拠、北朝鮮によるミサイル攻撃の危機とわが國民の拉致、韓國による竹島不当占拠、という多くの外圧に見舞われている。わが日本は「元寇」「白村江の戦」以来の未曽有の国難にある。今こそわが國民全体が、先人たちの愛国精神を正しく継承し、大和魂を発揮して國難に当たるべき時である。我が国は軍事力をもっと強化すべきである。それが日本と東アジアの平和を築く唯一の道である。

 

 

 

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