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2015年7月 8日 (水)

この頃詠みし歌

言論の自由を叫ぶ奴原は偏向報道を繰り返すのみ

 

思ふ人天降り来るを待ち望み見上げる空に三日月浮かぶ

 

三日月と言へば市川右太衛門天下御免の向ふ傷なり

 

外敵に組する輩が大声で吠えまくりゐるがくやしかりけり

 

内外(うちそと)の醜き輩を討ち滅ぼし日の本の光を輝かさむかな

 

朝空に白雲なびきさやけくも今日の一日(ひとひ)を生き行かむとす

 

生きてゐませば百十八歳となりたまふ中河与一師を偲ぶ初夏の夜

 

懐かしき師の写真見て遠き日に共に旅せし下北を思ふ

 

上高地のウェストン祭で師と共に雨に濡れつつ山道を行きぬ

 

この国の初発(はじめ)のことが語られし国生み神話の面白さかな

 

「あなにやし、えをとめを」と宣りたまひ国生みませし日の本の神

 

警察官が多く立ちゐる梅雨の夜わが町千駄木に事件起りたり

 

今日もまた母の笑顔を見てうれし幼子の如くになりたる母の

 

たらちねの母は元気に大声で我を叱咤する施設の小部屋

 

わが母の元気な声に励まされ我はこれからも生きてゆくなり

 

和光前で待ち合はせたる老人は足取りたしかに銀座を歩く

 

久しぶりに越前そばを食したり越前の国に生まれし人と

 

越前そばともに食しつつ春嶽公橋本左内のこと語り合ふ

 

露に濡れし木々をくぐりて詣でける観音堂は静かなりけり

 

雨に濡れし緑の木々の葉の光 命の力漲りてをり

 

去り行きし人一人ゐてさみしくも思ひ出しをりその温顔を

 

 

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