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2015年4月 8日 (水)

深谷隆司氏の正論

深谷隆司氏の正論をご紹介します。

 

              〇

 

深谷隆司の言いたい放題第602

 

 「やっと日本の教科書らしくなった」


 文科省は来年度から中学校で使う教科書の検定結果を公表した。この中で社会科の教科書で初めて竹島、尖閣諸島が日本の領土だと全社が記述した。これが各マスコミで取り上げられ大きな話題になっている。

 私に言わせれば、今まで度々主張してきたことだから、なにをいまさらといった歯がゆさが残る。

 そもそも竹島は古くから魚介類の宝庫として島根県や鳥取県の漁民たちの貴重な漁場であった。1905年には閣議決定で島根県に編入されている。1951年のサンフランシスコ平和条約で日本が放棄する領土の範囲にも入っていない。

 ところが無謀にもこの条約批准、発効直後の1952年、突如、李承晩韓国初代大統領は竹島を含む公海上に海洋主権を宣言し、いわゆる李承晩ラインを設定してしまうのだ。日本人漁民4000人、漁船328隻を拿捕、死者44人も出した。更に武力占拠、灯台設置、警備員を常駐させるなど実効支配を図ってきた。断じて許せない暴挙で、これは明らかな侵略行為なのである。

 日本は当然国際司法裁判所に提訴しようとしたが、審理させるためには両国の同意が必要で、韓国が応じようとしないために何も進展しない。韓国は公式な裁判では勝てないと思っているから応じないのだ。

 尖閣諸島についても同様で、1895年の閣議決定で沖縄県に編入された日本固有の領土だ。周辺海域に石油資源などが埋蔵されている可能性が指摘された1970年代、中国が領有権を主張するようになった。日本が有効支配しているし、歴史的に見て両国の間には領土問題は存在しないのである。

 竹島について韓国民は自国領土と誰もが主張する。それはかの国の教科書で早くから徹底してそう教えて来たからだ。中国も同様だ。

 ようやく遅まきながら中学教科書の全てが「日本の領土」と明記した。これを機会に徹底的の子供たちに日本の領土であること教え、領土を守ることの大切さを教えていかなければならない。             

 早速、韓国は日本大使を呼びつけて、「挑発」として抗議したが、「受け入れられない」と一蹴した。当然のことだ。中国政府からは具体的な抗議は目下のところない。内政干渉には無視が一番だ。

 村山富市氏は「尖閣諸島を日中で共同開発を」と間の抜けたことを言っている。「領土問題は存在しない」が日本の立場、中国の「抗日戦争勝利70周年」に出席したくて媚を売っているのだ。鳩山、菅等、馬鹿な元総理が多いが、皆国民が選んだ連中、情けないでは済まされない。

 近現代史の出来事で自虐的記述が多かったが、これを機会に、公正でバランスのとれた歴史認識を子供たちにしっかり教えたいものである。            

 

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