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2015年2月18日 (水)

安田光敦日本武道教育新聞社編集主幹による講演の内容

十一月二十四日に行われた『三島由紀夫・森田必勝両烈士顕彰祭・記念講演会』における安田光敦日本武道教育新聞社編集主幹による記念講演の内容は次の通り。

 

「三島由紀夫氏の言葉には、現代を預言している言葉が多い。いまは、子が親を殺し、親が子を殺す時代になっている。『午後の曳航』は親殺しがそのテーマだった。三島氏は預言者。『ペット文化になる』とも言っていた。今、ペットの犬は一一五〇万、猫は九七〇万。合計すると、人間の子供の一一五〇万をはるかに上回る。

 

我々の根幹は、天皇を守るか守らないかだ。日本の稲作文化は滅びるのではないか。まさにTPPの問題。

 

三島氏は、皇居の中にある皇宮警察の武道場(注・済寧館)で居合いと剣道の練習をされた。皇居の通行証をもらった。『これで何時でも陛下をお守りすることができる』と言われた。用意周到な人。

 

三島氏は自衛隊でゲリラ訓練もした。間接侵略に対しては、民間のゲリラが必要とした。山本舜勝さんにお願いして、自衛隊調査学校調査学校で防諜と調査の訓練を『楯の会』のメンバーにさせた。山本氏の指揮で学生らのデモ隊の中に潜入し、組織リーダーが誰かなどを調査する訓練を行った。『楯の会』の会員は真剣だった。三島さんは山谷に不穏分子が潜伏しているという想定で、労務者に変装して地下鉄に乗った。変装がうまく行ったことを実感して喜んだ。

 

今回本を作ることによって、三島さんの精神を吸収することができた。若い人たちに三島・森田両氏の精神を恢弘したい。一般の人たちに広めたい。

 

北京五輪聖火訓練リレーで中国人が集まった。あの風景を見て日本はやばいと思った。三島さんが四十数年前にゲリラ訓練をしたのは、そういう事が分かっていたから。

 

森田必勝さんの精神を今の学生に分かってもらうようにしたい。文武両道の私塾を作りたい。塾にすれば後に続く人が出て来ると思う。

 

楯の会の人々にインタビューするため、古賀浩靖さん、小賀正義さんに会いたかった。古賀さんに取材を申し込むために生長の家に行ったら生長の家の人に断られた。小賀さんの和歌山の実家に行ったら取材を拒否された。小賀さんの実家のそばに神社があった。『小賀さんは幼い頃この神社で遊んだに違いない、この神社に参拝することによって小賀さんの心を偲ぶことができる』と思った。

 

森田必勝氏と同居していた田中健一氏と福井の小浜でお会いした。田中氏は、『当日の朝、森田氏から六尺褌をつけるのを手伝ったくれと言われた。何時もの森田さんではなかった。何時もは外出する前に煙草を一服したが、その日はしなかった。アパートの近くの新宿中央公園で遊んでいる子供たちのそばを森田さんが通りかかると、子供たちがパーッと寄って来て色々話しかけた。森田さんは小賢しいことができない人物。純粋無垢で素晴らしい男だと思った。今「神皇正統記」を勉強している』と語った。

 

私も学生時代に自衛隊に訓練に行った。本田宗一郎も来ていた。風呂場で背中を流し合った。ジェット機とミサイルの見学をした。今、ホンダでミサイルを作っている。大学のゼミで韓国に行って三十八度線視察に行くことになった。当時は朴正煕政権だった。その時、軍がしっかりしないとだめだと思った」と語った。

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