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2015年1月26日 (月)

一神教の対立を解消せしめ闘爭戰爭の慘禍から救ふ道は日本傳統信仰への回歸にある

 日本はその傳統信仰の靈的精神の偉大なる包容力によって、よく他國の宗教・文化・文明を取り入れてそれを融和せしめ洗練して、強靱にして高度な日本文化として開花せしめる力を持ってきたのである。

 

 闘爭戰爭絶え間なき現代において、日本的思惟である〈中心歸一の原理〉〈結びの原理〉そして〈多即一・一即多の原理〉によって、分割する精神=神と人・神と被造物は絶対的に隔絶された関係にあり、人間などの被造物は神に支配され神に裁かれ神に復讐される存在であるといふ二元論を克服し、さらに唯一絶対神の排他独善性からも解放し、永遠の闘爭から人類を救済する。

 

 フランス人ポール・リシャルは『告日本國』なる文章で日本を讃へて曰く、「諸々の神に愛護せられた國よ、諸々の神もまた汝に於て互に相和せり。異なれる神の宗教は、到る處に互に相呪ふを常とするに、獨り汝の宏量なる奉仕のみは、互に他を排することを爲さずして、却って相補全せしめたり。異なれる神の宗教とは何ぞ、一は神の内在を教へ、自然の諸々の生命が躍動する空間に於て、祖先が生動する時間に於て、萬殊に通ずる一如を教ふるもの、他はすなわち神の超在を教へ、時空を超越し、永遠の寂靜裡に至上の祝福を司り、獨一の中に萬殊を藏するを説くもの是なり。而して世界に於て流血の汚れに染まず、『地に平和あれ』と宣傳するの權利を保有するものは。唯だ此等兩個の宗教のみに非ずや……嗚呼天つ日の児よ、一切の宗教は汝に相集まれり、これゆえに彼等は汝によって統合歸一の実を見、光明の祝祭を挙げられんことを待ちつゝあり。」(大川周明博士譯)と。 

 

 さらにリシャルは、『日本の兒等に』という詩では「新しき科學と舊き智慧と、歐羅巴の思想と 亜細亜の精神とを自己の衷に統一せる唯一の民! 此等二つの世界、來るべき世の此等兩部を統合するは汝の任なり 流血の跡なき宗教を有(も)てる唯一の民! 一切の神々を統一してさらに神聖なる眞理を發揮するは汝なるべし 建國以來一系の天皇、永遠に亙る一人の天皇を奉戴せる唯一の民! 汝は來るべき一切の統一に貢献せん爲に生れ 汝は地上の萬國に向って、人は皆一天の子にして、天を永遠の君主とする一個の帝國を建設すべきことを教えんが爲に生れたり」と日本を讃へてゐる。

 

 イスラム原理主義とキリスト教・ユダヤ教を基盤とするアメリカ覇権主義そして共産支那の中華帝國主義さらには北朝鮮の暴虐が渦巻く中にあって、わが日本は、日本の傳統信仰、國體精神を忘却し内部から破壊されつつある。まさに亡國の危機に瀕してゐる。ここにおいて、わが國傳統信仰を國の内外において恢弘しなければならないのである。再び言ふ。一神教の対立を解消せしめ全人類を戰爭の慘禍から救う道は、日本傳統信仰への回歸にある。

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