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2014年11月22日 (土)

、『現行占領憲法』の欺瞞的・亡国的「平和思想」から一日も早く脱却しなければならない

「憲法の前文もね、以前は『あんなわかりにくい、英語で読んだほうがわかりやすいような文章は日本語じゃない、本当の日本語に変えるべきだ』と思っていたんですけど、中曽根さんが書いたやつとか、その後舛添さんが書き直したのとかを読むと、今のもののほうがまだ格調高くていいなあ、と()」。

 

これは、私が高校生の頃から、宗教活動・民族運動の先輩としてお世話になっていた方の発言である。しかし、残念ながら私は『現行占領』の「前文」が「格調が高くていいなあ」などとは決して思わない。

 

北方領土は、旧ソ連が武力によって侵略し占領した。竹島は、韓国が武力によって侵略し占領した。尖閣・沖縄も、支那が武力によって、侵略しようとしている。弱肉強食・強い者勝ちが冷厳な国際社会の原則である。『占領憲法』前文に書かれている「人間相互の関係を支配する崇高な理想」などというものは、少なくとも南北朝鮮・支那・ロシアは持ち合わせていない。共産支那も南北朝鮮もまともな国ではない。そういう国が相手だから祖国防衛の固めはしっかりとすべきである。

 

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」などということは、全くの空想であり、夢物語であるばかりでなく、きわめで危険な思想である。力がない國は侵略され、滅ぼされるのである。わが國固有の領土南樺太・全千島を七十年近くも占拠したままのロシア、そしてチベット・東トルキスタン・満洲・蒙古などを侵略支配し台湾及び尖閣諸島などのわが國固有の領土・領海を侵略せんとしている共産支那のどこに「公正と信義」という立派なものがあるのか。

 

さらに「前文」には「日本國民は…政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうに決意し…平和を愛する諸國民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とある。これは「日本は東條内閣の行為によって侵略戦争を起こしましたが、二度とそのような事はしないことをお誓いします。今後はアメリカ様、ソ連様、中國様など戦勝國の皆様の公正と信義に信頼して、侵略を行なった悪い國であるわが國とわが國民の生存と安全を保持してまいります。今後は何をされても決してお手向かいを致しません」という『詫び証文』である。

 

「わが國は侵略戦争をした悪い國であり、中國や南北朝鮮からどんなに主権を侵害されても、内政干渉をされても、文句を言ったり反撃してはならない」という観念がまさに「現行占領憲法」の基本精神なのである。この『わび証文』の精神を実践しているのが今日の日本の外交である。「憲法守って國滅ぶ」という言葉はまことに真実である。「現行憲法」否定なくして真の主権回復はあり得ない。

 

『現行占領憲法』の「平和主義」とは、「我が國は侵略戦争をした悪い國であった。今後は、武力・戦力・國軍は持たないし武力の行使はしないし戦争はしない」という思想である。つまり、『現行占領憲法』は、日本國および日本國民は戦勝國に手向かった悪者であり、戦勝國は公正の信義の國であるという文字通りの嘘八百を基本精神にしているのだ。

 

有り体に言えば「日本は軍隊や武力を持たせるとなにをするかわからない」という戦勝国側の考え方が根底にある。そして「わが國以外の國はすべて公正と信義を持っているのだから、日本を侵略しようなどという國は何処にも存在しない」という虚構が作られた。その虚構の上にわが國の國防という基本國策が立てられているのだ。『現行占領憲法』「前文」の「平和主義」を否定し廃棄しない限り、わが国は自分自身の手で祖国を守ることはできないのである。わが国は、『現行占領憲法』の欺瞞的・亡国的「平和思想」から一日も早く脱却しなければならない。

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