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2014年9月 1日 (月)

この頃詠みし歌

 

戦没者慰霊鎮魂の記念日に祖国貶める人ら醜し

 

「反天連」などといふもの共が蛆虫の如く蠢く「終戦記念日」

 

大新聞の記者の男は酔ひしままに「ペンは人を殺せる」などとのたまひにけり

 

自らの命を絶ちし科学者はNHKに殺されしかと密かに思ふ

 

侵略国家ロシアを自由民主国などと言ふ人のゐることの危うさ

 

真夜中に窓を開ければ中天に月冴えかへるひそやかさかな

 

歌に俳句に詠まれ続けて幾百年今宵も空に月浮かびゐる

 

命ある限りすこやけく生きませと念じつつ母の車椅子押す

 

わが母と語らふ時を大切に 楽しく過ごす施設の一室

 

聖子といふ立派な名前を持ちし人パワハラとやらで批判受けをり

 

ビールの小瓶呑みつつ食す鯉のあらい暑き日なればなほうまきかな

 

スカイツリーを眺めて立てば夜の空に「未確認飛行物体」飛びて行くなり

 

夏の終はりを告げる祭礼の音を聞く夕暮時はさみしかりけり

 

日暮里の諏訪の社t(やしろ)の祭礼は夏の終はりを告げてさみしも

 

神輿の声聞こえ来るなる昼下がり日暮里諏訪社の夏祭りかな

 

父と見たる「森は生きてゐる」といふ映画 半世紀過ぎても忘らへなくに

 

「ピーターパン」「不思議の国のアリス」 父と共に観に行きにける映画なりけり

 

三日ともたぬ花を惜しみて水を換へ萎れたるままに飾り置くなり

 

わが母は食欲旺盛に日々(にちにち)を過ごしたまへば嬉しかりけり

 

都庁舎の高層ビルの下にして降りしきる雨の能舞台かな(『東京大薪能』)

 

大地をば踏み鳴らしつつ歩み行く雨降る夜は力湧き来る

 

逝きにし友が次第を多くなりゆけば過ぎにし日々がよみがへり来る

 

秋来れば何となくさみしき心となる 日没早まりし夕闇の中

 

ともかくも強く元気よく生きるべしと思ひつつ下駄履き街歩み行く

 

佳き人に逢ひたしと思ふ日々なれば面影は常に新しきかな

 

心やさしき人の面影浮かび来る真夏日の下の出逢ひなりしに

 

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