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2014年8月18日 (月)

矢野絢也氏の『これで良いのか安倍政権!』と題する講演内容

六月十七日午後二時より、永田町の村上正邦氏事務所にて行われた「矢野絢也先生勉強会」における矢野絢也氏の『これで良いのか安倍政権!』と題する講演内容は次の通り。

 

「私自身は、安倍政権はこれで良いと思っている。民主党政権と比べれば天地雲泥の差。民主党は内輪喧嘩ばかり。自公圧勝は民意。国民は政局安定を望んだ。

 

軍事同盟とは同盟国の敵を敵とするのが基本原則であり常識。日米同盟はそれが変則的。仮想敵があって同盟が成立する。明示するかどうかはデリカシーの問題。強国の戦争に弱国が巻き込まれる、あるいは弱国は強国に捨てられる、という事がある。巻き込まれるのも捨てられるのも弱国の宿命。共通の敵としていた国と同盟国とが仲良くなり、同盟国に捨てられることもある。

 

アメリカの想定する脅威は中国の人海戦術。民間漁船が同時多発的にやって来る。それにはミサイルでは対抗できない。アメリカが日本に期待するのは、広大な海域における哨戒と連携。大国の膨張を考えれば、平和を唱えるだけで平和になる時代は終わった。公明党もそれは心得ていると思う。いきなり連立解消はない。自公連立は絶対に崩してはいかん。学会公明党は脅されてどうなるということはない。

 

法制局の見解は、学会と公明党の関係は政教一致ではないとしている。特定宗教の教義を押し付けるのであれば政教一致。特定宗教・特定教義による国家支配が政教一致であり、公明党・創価学会の関係は政教一致にあらず。平成十七年に私は創価学会から随分批判された。高齢で弱々しい私なので随分苦しかった。最高裁で勝利した。手帳は返って来た。平成二十年に正式に創価学会を退会した。私の方から起こした訴訟は二十四年に和解した。弘中惇一郎弁護士が担当。今後名誉を毀損するようなことを言わないと約束。それから二年半おとなしくしている。名誉を傷つけないとは言及しないという事ではない。

 

集団的自衛権に関して公明党の見解を創価学会が追認している。中国は尖閣にかなり強い意志を示し、南シナ海も緊迫している。公明党は第一党にはなっていない。しかし、シッポが頭を引っ張りまわしている。良い意味でのバランサーになっている。自民党も学会の票がなければ選挙に勝てない。私は、安倍政権はこれで良いと思っている」。

                   〇

 

創価学会公明党への批判はあまり聞くことができなかった。「自公連立」「集団的自衛権」は肯定した。つまり政治的立場は基本的に今の公明党と同じということである。元公明党委員長なのだから当然ということになろうか。

 

 

 

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