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2014年8月24日 (日)

呉竹会アジアフォーラム」における西村眞悟衆院議員の講演内容

六月十七日に行われた「第四一回・呉竹会アジアフォーラム」における西村眞悟衆院議員による「日本再興論-甦れ日本精神」と題する講演内容は次の通り。

 

「与党で集団的自衛権の議論をしている面々の面を見ると笑わざるを得ない。自衛権に個別的も集団的もない。制空権・制海権がわが国の生命線。広大な海域を守らねばわが国の存立はない。ミサイルと空軍基地を建設すればわが国は安全。わが国の防衛ラインは大陸から敵基地の背後であり、そこを撃滅しなければわが国の安全はない。

 

『永遠の0』を五百万人の若者が讀んだ。我々も同じことをすると思って讀んだ。田母神俊雄が六十万票を得たのも大きなうねりの一つ。石原・平沼が真の保守の決戦に乗り出す。草莽崛起。

 

制海権・制空権を取られたらわが国は屈服する。台湾はわが国の生命線。わが国に連合艦隊をつくる。尖閣に核兵器の基地をつくられたらシーレーンを奪われる。中共はそれを狙っている。習近平は尖閣を一夜にして取ろうとしている。わが国の哨戒機に対してスホイが出て来た。やるべきことを実行すべし。

 

結いの党の江田は『国粋主義はいらない』と言った。レッテル貼りである。中共の軍事的圧力に対して、わが国内に利敵行為をする者がいる。

 

中国人にとって日本人は死んでも死なぬと思っているから恐ろしい。日本人は天皇陛下のために死ぬから恐ろしい。死生観を回復すべし。多くの警察官が津波に向かって走って行ったのを見ている。原発の上から水を落としたパイロットがいる。死ぬことを恐れない。大義のために死ぬことができるのが日本人。

 

明治元年(1868年)、明治天皇は湊川神社創建の勅命を下された。これこそ日本人の死生観を象徴する。楠公の七生報国の精神、西郷隆盛、三島由紀夫の自決につながる。萬世一系を守る。男系継承を守らねばならない。『萬葉集』に収められた雄略天皇の御製には『そらみつ やまとの国は おしなべて 吾こそをれ しきなべて 吾こそませ 吾をこそは 告らめ 家をも名をも』と歌われている。日の本の全ての女性が天皇を生むことかできる体制が男系。

 

『昭和二十一年元旦の詔書』を『人間宣言』と言うのはレッテル貼りであり欺瞞。明治元年の『国威宣布の宸翰』、昭和二十一年元旦の『国運振興の詔書』の連続性を確認すべし。日本人の死生観を確認し、支那人との違いを確認すべし。『孫子の兵法』は人を騙すこと。

 

楠木正成は何故兵庫に赴いたのか。悠久の大義のために死ぬ。楠公死後、応仁の乱まで楠公の子孫は足利への反乱を繰り返す。三百六十年後、吉良の首を取った。大石良雄は『今楠公となりにけり』と称えられた。大石良雄は楠公の生まれ変わりと言われた。吉良上野介は足利将軍家の流れをくむといわれる。

 

徳川光圀は元禄五年、楠木正成の墓を建立した。その碑には光圀公の自筆による『嗚呼忠臣楠子之墓』の文字が記されている。吉田松陰は、嘉永四年三月、藩主江戸行の先発として江戸へ向かう途中、湊川の楠木正成の墓に詣でた。明治三十七年三月、旅順港閉塞に向かう広瀬武夫海軍中佐は、『七生報国』と大書して死の海域に赴いている。この楠公精神を戦後日本は封印した。

 

建武の新政に対する『二条河原の落書』は、『この頃都に流行るもの、夜討ち、強盗、偽綸旨…』と書き出され、俄大名らの道義の退廃を訴えるものである。建武の新政に於いては論功行賞の為に奔走する輩が続出し、何もしなかった公家が厚遇され、武士の不満は鬱積したが、楠木正成のみ、この猟官・ご褒美獲得競争に関心を示さず無縁だった。

 

また、明治維新に於ける西郷隆盛の心境は、次の西郷の言動に現れている『然るに草創の始めに立ちながら、家屋を飾り、衣服をかざり、美妾を抱へ、蓄財を計りなば、維新の功業は遂げられまじき也。今となりては、戊辰の義戦も偏に私を営みたる姿に成り行き、天下に対し、戦死者に対して面目無きぞとて、頻りに涙を催されける』(西郷南洲遺訓より)。

 

日本人はこの原点に立ち返った時に国家を守ることができる。大東亜戦争で散華していった人々を思い起こすなら、中国を討つことができる。明治の御代に帰らねばならない。ノモンハン事変はわが国が勝っていた。真の保守結集のために命を懸ける。田母神氏と同じ思い。今の憲法は無効である。改正するのに何年かかるのか。安倍晋三を支えるしかない」。

 

頭山興助氏は次のように語った。

「『排日移民法』は大正十三年七月に米議会を通過した。大正十二年九月一日大震災で日本の首都は壊滅した。アメリカはそれを見逃さなかった。日本が困窮しているときに『排日移民法』を作った。東日本大震災の後、中韓は居丈高になって日本に対して色々やってきている。日本は本当に危険なのだ。お国のため、陛下のために命を捧げる。子供を育てる女性を守るために命を捨てる。それがなければ国家はもたない」。

 

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