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2014年7月27日 (日)

今こそ天皇を中心とした國家の回復を目指す維新運動を繰り広げねばならない。

 今日においても日本國が他の國と比較して安定した歴史を刻んできたのは、機能的な統治機構・権力機関としての國家の基盤に、信仰共同体・神話の世界以来続いてきている精神的に結びつきがあるからである。

 

 天皇は権力機構としての國家の最高権力者ではない。また天皇を唯一絶対神として尊崇することを政治権力の國家支配のイデオロギーとするのでもない。「天皇を、わが國の祭り主、もっとも清浄な人、地上における神のご代理、人間の姿をした神(現御神)と仰ぎ、政治・軍事・文化・宗教の最高権威者・道義の要として仰ぐ」というのが、建國以来の天皇のあるべき姿である。その本来の天皇のお姿が顕在化していることは、わが國の正常な発展にとってきわめて大切である。

 

 西洋から発した唯物文明・強いもの勝ちの覇道精神を反省し訂正せしめるものとして、東洋の精神特に農耕生活から発した大自然と人間の共生の精神たる日本伝統精神がある。日本伝統精神よって西洋唯物文明を克服するべきである。天皇がその体現者であられる日本伝統精神は、現代の危機を打開し将来の日本及びアジアそして全世界の救済の力となり得る。

 

 ところがわが國は、大東亜戦争後、敗戦という現実に打ちのめされ、明治維新以来の天皇及び國家のあり方が全く誤っていたと考え、それを否定し、戦後五十年以上にわたって日本國體の精神とは相反する西洋契約國家思想・権力的な法思想に貫かれた占領憲法下に生き続けた。しかし、終戦後においても、いわゆる<象徴天皇>のご存在がなければ、わが国は米ソに超大国いずれかの完全な属国か植民地になっていたであろう。

 

今日わが國は、政治の混乱・経済の停滞・道義の低下・外圧の危機が顕著になっている。それは明治維新前夜よりも深刻な状況である。そして人々の心の中に不安と空虚感が広まっている。これを克服するためには、日本民族としての主体性・帰属意識が大事になってくる。今こそナショナリズムが勃興すべき時である。今こそ天皇を中心とした國家の回復を目指す皇道大維新運動を繰り広げねばならない。危機的状況を迎えた今日において、天皇を中心とする國體への回帰による危機突破という日本的ナショナリズムが勃興して来なければならない。それがわが國の歴史伝統である。

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