« 千駄木庵日乗七月二十二日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月二十三日 »

2014年7月22日 (火)

神話と祭祀は、日本國家の統合・安定・継承・発展の基礎

科学技術の進歩と営利至上主義が生態系を破壊しつつある今日、自然と共に生き自然を大切なものとして拝ろがむ精神の回復が必要である。

 

日本伝統信仰の祭りは、天地自然及び祖霊に対する敬虔なる思ひの表現である。科学技術文明・近代合理主義に依拠し、利益と進歩のみを求め欲望と便利さの充足を至上の価値とし、自然を造りかえ破壊して来た近代の傲慢さに対する歯止めとして、天皇を祭祀主と仰ぐ日本伝統信仰の祭祀が大きな価値を持つ。

 

日本伝統信仰の祭りは、天地自然及び祖霊に対する敬虔なる思ひの表現である。天地自然の神々の復活が現代の救済であり世界恒久平和の基である。

 

伊勢の神宮、皇居の森、明治神宮の森をはじめとして全國各地の「鎮守の森」は、現代社会において人々の魂を清め、精神を清浄化する場として、大きな価値を持っている。〈日本の伝統信仰・天皇の祭祀〉が今日の混迷を打開する。

 

 神話とは太古の「神聖な歴史の物語」という定義がある。日本民族の「始まりの時」における神や聖なる存在の誕生、國土の生成などの出来事をつづった物語である。言い換えると、神話とは、日本民族の「始まりの時」「祖型」(始まりの形)を説明し、生きとし生けるもの・ありとしあらゆるものが、どのようにして生まれ存在し始めたかを語る。

 

 神や聖なる存在の誕生、國土の生成などの出来事など日本民族の始まりの時の<出来事>および<形>は、日本人一人一人およびその共同體としての國家の生き方・在り方(文化・信仰・文学・政治・教育・芸術など一切)の模範を示す。つまり、神話は日本民族そして日本國家を根源的なものを表現するものであり、日本民族の在り方・生き方に決定的な役割を持っている。

 

 神話と祭祀とは、日本民族の固有の精神の在り方を示すものであり、日本という國の根底にある精神的道統・価値観・國家観・人間観・文化観・宗教観を體現している。ゆえに、日本國家の統合・安定・継承・発展の基礎である。

|

« 千駄木庵日乗七月二十二日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月二十三日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/60028449

この記事へのトラックバック一覧です: 神話と祭祀は、日本國家の統合・安定・継承・発展の基礎:

« 千駄木庵日乗七月二十二日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月二十三日 »