« 千駄木庵日乗七月八日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月九日 »

2014年7月 8日 (火)

この頃詠みし歌

古き館やがてこぼたれると聞きにつつ祝宴に座す梅雨の真昼間(日本青年館にて)

 

群れて咲く紫陽花を見つつ逢へずなりし女(ひと)の面影偲ぶ夏至の日

 

朝の間を神前に座し天津祝詞唱へまつれば心さやけし

 

梅雨の晴れ間に洗濯物を干しにけり一人暮らしは半世紀続く

 

(いかづち)の音聞こえ来る夕暮に母と語らふ施設の小部屋

 

雲の奥の大日輪を仰ぎつつ手を合はせたり晴れし日の如く

 

兄弟で店を守れる洋食店のビーフシチューを食し喜ぶ

 

ガード下に居酒屋並ぶ御徒町変らずにあれと思ひつつ歩む

 

いくつもの寺院の並ぶ夕暮の谷中の町の静けさぞ良し

 

慌ただしき心のままに地下鉄の階段下りる我の靴音

 

小学校の同級生が子と孫と食事してゐる姿ともしき

 

神風の伊勢の宮居をはるか思ひ大日輪を仰ぐ朝かな

 

敵国の手先となりて反戦を唱へる輩を強く憎しむ

 

繰り返す反戦平和のたは言はなべて虚妄と敵国の罠

 

反戦を唱へれば戦争はなきものと思ふ人々の愚かなる心

 

祖国をば侵略国家と蔑みて正義面する醜き輩

 

国会前で何を叫べと敵国を利する輩に正義など無し

 

己が意志貫き通し進めよと安倍総理の写真に言向けにけり

 

人と人との深きえにしを思ふなり真向へる友の笑顔を見つつ

 

身の疲れ感ぜし時は大空を仰ぎて日の神の力いただく

 

 

|

« 千駄木庵日乗七月八日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月九日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/59951337

この記事へのトラックバック一覧です: この頃詠みし歌:

« 千駄木庵日乗七月八日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月九日 »