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2014年6月22日 (日)

国の平和と独立を脅かし正統性のない『現行占領憲法』を基礎にした「立憲主義」を徹底的に否定すべし

先日も書いたが、「集団的自衛権」の問題で「立憲主義」が云々されている。「立憲主義」とは、「政府の統治を憲法に基づき行う原理で、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれていることに依拠するという考え方であるそうだが、その立てるべき「憲法」が問題である。「似非憲法」「占領憲法」を肯定し、それを立て、それに制限されなければならないというでは、亡国への道を歩む、まさに「憲法護って國滅ぶ」である。

 

また、「憲法解釈を、政府が便宜的に、意図的に変更すれば、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものへの国民への信頼が損なわれる」という意見がある。しかし、激変する情勢に応じて改正し変更することによって憲法に国家の規範法としての権威が確立される。『現行憲法』には「国家の規範法としての権威」などというものは皆無である。

 

「憲法護って國滅ぶ」というのは、悪憲法を遵守すれば国が滅びるということである。ならば「悪憲法」を改正するか破棄するか無効にするしかない。

 

 

北方領土は、旧ソ連が武力によって侵略し占領した。竹島は、韓国が武力によって侵略し占領した。尖閣・沖縄も、支那が武力によって、侵略しようとしている。弱肉強食・強い者勝ちが冷厳な国際社会の原則である。『占領憲法』前文に書かれている「人間相互の関係を支配する崇高な理想」などというものは、少なくとも南北朝鮮・支那・ロシアは持ち合わせていない。共産支那も南北朝鮮もまともな国ではない。そういう国が相手だから祖国防衛の固めはしっかりとすべきである。

 

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」などということは、全くの空想であり、夢物語であるばかりでなく、きわめで危険な思想である。力がない國は侵略され、滅ぼされるのである。わが國固有の領土南樺太・全千島を七十年近くも占拠したままのロシア、そしてチベット・東トルキスタン・満洲・蒙古などを侵略支配し台湾及び尖閣諸島などのわが國固有の領土・領海を侵略せんとしている共産支那のどこに「公正と信義」という立派なものがあるというのか。

 

「現行憲法」の「前文」には「日本國民は…政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうに決意し…平和を愛する諸國民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とある。これは「日本は東條内閣の行為によって侵略戦争を起こしましたが、二度とそのような事はしないことをお誓いします。今後はアメリカ様、ソ連様、中國様など戦勝國の皆様の公正と信義に信頼して、侵略を行なった悪い國であるわが國とわが國民の生存と安全を保持してまいります。今後は何をされても決してお手向かいを致しません」という『詫び証文』である。「わが國は侵略戦争をした悪い國であり、中國や南北朝鮮からどんなに主権を侵害されても、内政干渉をされても、文句を言ったり反撃してはならない」という観念がまさに「現行占領憲法」の基本精神なのである。

 

この『わび証文』の精神を実践しているのが今日の日本の外交である。「憲法守って國滅ぶ」という言葉はまことに真実である。「現行憲法」否定なくして真の主権回復はあり得ない。

 

『現行占領憲法』の「平和主義」とは、「我が國は侵略戦争をした悪い國であった。今後は、武力・戦力・國軍は持たないし武力の行使はしないし戦争はしない」という思想である。つまり、『現行占領憲法』は、日本國および日本國民は戦勝國に手向かった悪者であり、戦勝國は公正の信義の國であるという文字通りの嘘八百を基本精神にしているのだ。

 

 

『占領憲法』の「平和主義」とは、有り体に言えば「日本は軍隊や武力を持たせるとなにをするかわからない」という戦勝国側の考え方が根底にある。そして「わが國以外の國はすべて公正と信義を持っているのだから、日本を侵略しようなどという國は何処にも存在しない」という虚構が作られた。その虚構の上にわが國の國防という基本國策が立てられているのだ。『現行占領憲法』の「平和主義」を否定し廃棄しない限り、わが国は自分自身の手で祖国を守ることはできないのである。わが国は、「現行占領憲法」の欺瞞的・亡国的「平和思想」から一日も早く脱却しなければならない。

 

 

アメリカ占領軍が国際法違反の軍事的政治的圧力のもとで押し付けた『現行占領憲法』には正統性は無い。また内容も日本国を混乱に陥れるものとなっている。

 

『大日本帝国憲法』に一度回帰し、その上で、時代状況に合うように改正することが、真の法治国家・独立国家としての日本を正しく回復する道である。対米自立とか、反米を叫ぶ連中が、アメリカ製の『現行占領憲法』擁護を声高に叫んでいるのは全く理解に苦しむ。

 

ともかく、正統性のない『現行占領憲法』、国の平和と独立を根底から脅かす『現行占領憲法』を基礎にした「立憲主義」は徹底的に否定されるべきである。

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