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2014年6月19日 (木)

『東京国際コンサート』を鑑賞して思ったこと

今日鑑賞したコンサートでは、「ウイリアム・テル序曲」が演奏された。懐かしい曲であり私の大好きな曲である。この曲を聴くと元気が出る。中学校時代、この曲が学校全体に流されると、校庭に全校生徒が集合して体操を行うこととなっていた。

 

私は今日まで全く知らなかったが、今日公演したルネ・フレミングさんは、アメリカ合衆国のソプラノ歌手で当代随一のソプラノと評されている。オペラの歌曲などを熱唱した。欧米の歌曲そして歌唱は、すごい迫力である。日本の民謡・小唄・ご詠歌とは全く異質のように思える。日本人が歌った場合でもそれは同じある。一言で言うと肉食人種の歌という事であろうか。日本のステーキ料理に、ロシアのオペラ歌手フョードル・シャリアピンに因んで「シャリアピンステーキ」というのがある。また私が親しくさせて頂いた田谷力三氏が九段会館でコンサートを開いた時、終了後、万世橋の「肉の万世」で、田谷先生にご馳走になった。その時私はまだ三十歳くらいだったが、田谷先生は、当時すでに八十歳を超えておられたが、私よりも食欲旺盛で肉料理をパクパク召し上がっていた。しかも田谷氏は、お酒は飲まれないので、非常に驚いた記憶がある。西洋特にオペラの歌唱はやはり肉食が好きな人が得意とするものであろう。相当もスタミナがないと歌うことはできないと思う。私も肉は嫌いではないので、時々、カンツォーネを歌う。

 

半田晴久氏は、今日のコンサートで、「帰れソレントへ」「カタリ・カタリ」を歌われた。この二曲は私の大好きな歌で、私も少しは歌うことができる。半田氏は、宗教家であると共に、オペラ・能・絵画などの藝術活動を見事に行われている。

 

今日のコンサートの最後に半田晴久、ルネ・フレミング、コナル・コード三氏が揃って日本の歌曲「ふるさと」を歌った。今、施設にいる母が施設の人々と共に、よくこの歌を歌うので、母のことを思って胸迫るものがあった。コナル・コード氏はニュージーランド出身のオペラ歌手である。

 

私はこれまで、人形浄瑠璃・新国劇・歌謡曲特に懐メロの公演はよく鑑賞した。近年、半田氏のお招きで、今まであまり縁がなかったオペラや西洋音楽そして能を鑑賞する機会を与えられ、感謝している。

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