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2014年6月16日 (月)

五月三日に行われた『新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言

五月三日に行われた『新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言は次の通り。

 

高乗正臣平成国際大学副学長「自衛隊は戦力ではない、軍隊ではない、という苦しい解釈をしてきたところに問題がある。『現行憲法』の解釈には限界がある。砂川判決を引用した解釈には問題あり。憲法をそのままにして、解釈変更で集団的自衛権を認めるのは立憲主義上問題あり。政府が集団的自衛権容認を必要と考えるなら、九条改正を堂々と打ち出して国民に是非を問うべし。憲法解釈と政策選択とは区別すべし」。

 

中川雅治参院議員「平成十七年に自民党の『改憲草案』を出した。『天皇元首』を見送り、『国軍創設』は無かった。その後、保利耕輔氏のもとで『草案』が見直され、谷垣総裁の手によって発表された。『立憲主義』という言葉がよく聞かれる。近代憲法の基本原則。自民党の『改憲草案』も立憲主義に基づく。『現行憲法』はGHQによって作られた。これによって政府を縛るのが『立憲主義』と言うのには抵抗を覚える。憲法改正の手続きは今国会で通したい。憲法改正に正面から取り組む」。

 

桜内文城衆院議員「大蔵省の課長の頃、改憲論を書き統治機構改革を論じた。権力を縛る仕組みは、①法の支配。②アカウンタビリティ(説明責任)。会計に関連する概念。ジョン・ロックの考え方。主権者国民が信託し、政府が受託者として責任を負う。『日本国憲法』はこの信託説に従っている。安保環境は非常に厳しい。改憲を待っている余裕はない」。

 

平沢勝栄衆院議員「しっかりとした国益になかった憲法をつくるのが目的。国民投票法は六月末に成立。その後は何時でも憲法改正の発議ができる。『現行憲法』は、自衛隊が存在しているのに、憲法には何にも書いていない。緊急時・有事・非常時のことを想定していない。前文もおかしい。今の憲法は欠陥憲法。日米関係にひびが入っては駄目。同盟関係を続けるには信頼関係が必要。集団的自衛権は緊急性があり、さしあたっては憲法解釈の変更で容認すべし。憲法を守って国が滅びたらどうするのか」。

 

三谷英弘衆院議員「日本は本音と建前が乖離した国。『現行憲法』が本音と建前が乖離しているからそうなっている。自衛隊は戦力。韓国や中国をはるかに凌駕した力を持つ自衛隊を戦力と言わずして何と言うのか。国籍を取る時に国に忠誠を誓わなくてもいい国は他に無い。自虐史観を教えて来たのは日教組。私の父は自衛官」。

 

船田元衆院議員「憲法は神棚に置けばいいというものではない。ちゃぶ台に置いて変えるべきところは変える、直すべきところは直す。不断の見直しをしっかりすることが大事。立憲主義だけでは駄目。日本の伝統・価値観を反映した憲法にすべし。『天皇制』『家族制度』について『自民党草案』をたたき台にして議論していきたい」。

                ○

『立憲主義』についての小生の意見は後日書かせていただきます。

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