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2014年6月11日 (水)

この頃詠みし歌

父の遺影のやさしき笑みを拝ろがみて今日一日を終らんとする

 

人は老い衰へゆくが定めとは知りつつをれど切なかりけり

 

寛永寺大き伽藍に人ら集ひ逝きにし人を偲ぶ初夏の日(岸悦郎氏四十三回忌法要)

 

登り来し上野の山の石道を母と二人で歩みし日を思ふ

 

有難きことの数々あるものを神の恵みに生きんとぞ思ふ

 

静かなる墓地で雨に濡れにつつ心静かに魂鎮めする(無銘烈士墓前法要)

 

しとしとと雨降り来たる霊園に友ら集ひて霊(たま)なぐさめる()

 

多くの人が静かに眠る青山の霊園に初夏の雨降りしきる

 

友どちの篤き心に涙して雨降る道を別れ来にけり

 

佳き友を与へられたる喜びをしみじみと思ふ今宵なるかも

 

雨に濡れたどり着きたるわが部屋に我を待つ人誰もをらざり

 

買いて来しビスケットを母はうましとて食したまへり施設の部屋で

 

九十四年生き来し母をなぐさめいたはりて今日も施設で母と過ごせり

 

ひと時を施設で母と過ごしたり九十四年を生き来し母と

 

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