« 千駄木庵日乗三月三日 | トップページ | 千駄木庵日乗三月四日 »

2014年3月 4日 (火)

武貞秀士氏の講演内容

 

一月十一日午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『アジア問題懇話会』開催。武貞秀士氏が「張成沢粛清後の北朝鮮」と題して講演し次のように語った。

 

 

 

「張成沢粛清は今までの粛清と同列に論じてはいけない。過去の権力闘争とは異なり、シンプルな経緯で張成沢粛清が起きた。その後の軍の動向をも含め非常に静か。張成沢は中国との貿易の利権を自分の金庫に流していた。朴奉珠首相が重用されている。

 

 

 

中国は、去年の五月から張成沢の役割に変化があると把握していた。張成沢の命運を予見していた。『中国は張成沢粛清に対して怒っている』という偽情報に惑わされてはならない。

 

 

 

張成沢には権力は無かった。金正恩の後見人として支援する人物という役割から一歩出ると危険であった。厳しい処罰をしたのは、クーデター陰謀、暗殺計画があったとおもう。私腹を肥やしていただけではない。見せしめの写真を発表した。これまで野心のあった人は、交通事故で死んだことにしたことはある。今回は部下までが公開処刑。政策の誤りでもない。汚職でもない。あんな残虐な処刑の原因は、クーデターが暗殺しかない。

 

 

 

血筋を信ずる傾向が強まっている。金一家を指す『白頭の血統』による世襲政治を明文化した。

 

 

 

外資導入が増える。去年の六月十九日に張成沢をどうするか決まっていた。中朝協力の維持は続けるという意志表示をしている。一昨年の中朝貿易額は六十億ドルを超えた。中朝関係は緊密化する。大学教育の向上を画して韓国など外国の協力を求めている。

 

 

 

北朝鮮と日本が国交を結ぶのは、反日韓国への牽制になる。ピョンヤンに日本大使館が出来たら、拉致問題解決が遠のくのか。そうではない。数カ月で中朝関係は正常化する。しかし、首脳会談は難しい。拉致問題を解決したい安倍政権は、日朝問題で相当なことをする可能性あり。金正日より金正恩の方が日本への親しみを持っていると感じる。金正恩体制が確立した」。

 

|

« 千駄木庵日乗三月三日 | トップページ | 千駄木庵日乗三月四日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/59233745

この記事へのトラックバック一覧です: 武貞秀士氏の講演内容:

« 千駄木庵日乗三月三日 | トップページ | 千駄木庵日乗三月四日 »