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2014年3月24日 (月)

『敗者の側に正義がある』という言葉は真實である

日本各地に數多くの銅像が建てられているが、上野の西郷南洲像ほど庶民大衆に親しまれ愛されている銅像はないそれは南洲・西郷隆盛先生が地位と権力に恋々とせず、また、日本のために身を捧げた方であるからである。

 

いわゆる「明治六年の政変」において大久保利通・岩倉具視の謀略と戦った時も、明治天皇の御信任を得て筆頭参議・陸軍大将として軍権と政権を掌握していた西郷隆盛は、この二人を殺すか逮捕するかすることもできた。しかし西郷隆盛は敢えてそれを行わず、さっさと下野して鹿児島に帰ってしまった。また、戊辰戦争の際も、幕府側に対して寛大な処置をとった。そういうところが西郷が民衆に愛された理由である。

 

日本人に尊敬されている歴史上の人物は、楠正成・吉田松陰そして西郷隆盛である。この御三方は、日本人の理想の人物であるが、共に敗者である。また尊皇精神と自己犠牲の精神が共通している。

 

楠公は湊川で討ち死にし、松陰先生は江戸傳馬町の牢獄で打ち首となり、西郷先生は城山で割腹して果てられた。しかし、今日、この御三方は、多くの國民から圧倒的に尊敬されている。

 

それに比較して勝者であったはずの足利髙氏・井伊直弼・大久保利通・川路利良を尊敬する人はごく一部である。『敗者の側に正義がある』という言葉は真實である。

 

日本も大東亜戦争の敗者であるが、いつの日か必ず、正義の戦いを行ったことが世界的に評価される日が来るであろう。また、そういう日が来るために我々は戦わねばならない。今こそ、西郷南洲精神を恢弘していかねばならない。

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